すっかり柊の手下という立場が板についたダークパワーの精ですが、まだ、クロミの下というのは納得していないようです。まあ、「茄子と油は相性がいい」などと「反論」しているようでは、時間の問題かもしれませんが・・・。
本編ですが、メロディバイオリンでダークパワーの曲を弾いた柊のの目つきが凶悪に変化。鏡で見て自分で納得しています。これが「いつの間にか支配しているつもりが・・・」とならないかちょっと心配です。まあ、その後にダークパワーの精に「歌にキスすれば虹色の糸が切れる」と言われて「何だその設定は」と突っ込むくらいですから、大丈夫なのでしょうが。
というわけで開き直った柊は、校内にバクロミを呼び寄せてバイオリンを弾き、さらにそこに恋愛相談をしに来た野田に直接バクロミを紹介します。そして体育館の舞台で歌にキスしようとし、クロミとのつながりがバレても「だったらどうした」平然としていました。もう話の流れは戻りそうにないですが、どうなるのでしょうか。
とりあえず、次回は真菜が柊に勝負を挑むようです。これが小暮でないところがこの作品らしいところでしょう。
月: 2006年2月
SS第1話
ソフトボールの場面から始まります。いきなり、主役の一人・日向咲が9連続奪三振を達成。どうせやるなら、直前に相手打者にファウルフライを打たせて「取るなー」とやってほしかったものですが・・・。もっとも、こんなネタ、視聴者はもちろん、下手すると一緒に見ている親すら生まれていないの時のネタなので誰も喜びませんか・・・。
さて、第1話という事で、今回は設定紹介が主体です。走っている電車を見ると、舞台は神奈川県の江ノ島周辺を意識している感じです。海も何度か出ています。前作は川をうまく使った描写が少なからずありました。となると、この海を使った描写もあるのでしょうか。
ところで、咲が「ブルーム=花」なのに対し、舞は「イーグレット=小鷲・鷲の子」です。「鷲の子」という意味を知った時、仙台近辺で活躍している「自称・鷲の子」を思い出してしまいました。あと、「あこぎな真似はおやめなさい」という変身セリフですが、ぜひ、朝日放送の番宣でも流してほしいものです。特に某金融業者のCMの前後で聞きたいものです。それと、新戦闘員(?)のウザイナーの登場した時の「ウザイナー」という言い方が、いかにもウザそうで、印象に残りました。
とりあえず1回だけ見た感じでは、主役のみならず周囲の人々もちゃんと描けているようで、期待できます。「プリキュア」という同一性を継承しつつ、新鮮味もありました。というわけで、また1年ほど、日曜の8時半を楽しむ事ができそうです。
無印第7話・なぎさの緊張とほのかの気配り?
初めてのラクロス試合話。前日の練習も見にきていたほのかが、応援に行きます。ところが、そこで意外な事件が起きます。第1話でなぎさが駅で見かけて一目ぼれしたサッカー部のエース・藤村がなぜか観客席のほのかの所に行き、親しげに声をかけて並んで観戦します。それを見てしまったなぎさは、その二人の事が気になってしまい、本来の動きが全くできません。このエースの変調のため、チームも敗れます。不幸中の幸いで予選だったため、チームは敗退せずにすみましたが。
なお、二人で観戦している時、ほのかが藤村になぎさについて、自分の事のように自慢し、藤村に「友達?」と尋ねられると、「友達といえば友達だけど・・・不思議な仲といったとこかしら」と答えます。この時の、ほのかの一連の表情の描写はかなり興味深く描かれています。
試合終了後、いったん、ほのかと藤村は帰りますが、ほのかだけ戻ってなぎさの所に行きます。理由はいつもの「ミップルがメップルに会いたがっているから」なのですが、ちょっとこれまでとは違う感じです。ちなみにメップルはなぎさに「ミップルに会いたい」とは言っていません。先ほどの藤村との会話もあわせ、ほのかのなぎさに対する位置付けの変化が感じ取れます。一方、なぎさにとってのほのかの位置付けは、この時点ではまだ「プリキュアつながり」でしかありません。そのあたりの差が次回に繋がるわけですが、この二人の心理描写がまた楽しめます。
なかよし2006年3月号
新連載は上北ふたごさんの「ふたりはプリキュア スプラッシュスター」とフクシマハルカさんの「オレンジプラネット」です。
「プリキュアSS」は、執筆段階での設定がほとんど伝わっていない感じで、「設定紹介」に終わった感じでした。その結果、なかよし掲載の「プリキュア」としては、初の「戦いモノ」となっています。次回からは前作同様の学園ドラマになってほしいものですが、どうなるのでしょうか。
もう一つの連載ですが、冒頭の「朝、新聞配達をした後、無邪気に男の寝床に潜り込むヒロイン」という設定を見た時、かなり衝撃を受けました。最近は、こういうヒロインが少女たちに受けるのでしょうか。ちょっと不思議です。
無印第6話・なぎさ、小熊を助ける
第2の闇の使者・ゲキドラーゴが登場します。また、プリズムホーピッシュを巡って、メップルがミップルを詰問するという、初めて「ラブラブ」以外の描写が見られました。ある意味、ここから序章が終わって第2章に入ったとも言えるのかもしれません。
さて、この話の最大の見所はなぎさの行動でしょう。川に流される小熊を見るや、泳げないにも関わらず、即座に救出に向かいます。その無茶ぶりに驚くほのかですが、なぎさに「あの子を見たらつい無我夢中で」と言うと「もう、貴女って人は」とちょっと嬉しそうに笑います。このあたり、前回の「デート」の時にはなかった会話です。少しずつ、ともに素の自分を見せ始めている、という感じがよく伝わる一コマでした。あと、この時の会話「トンカチなの」「金槌でしょ」は何度聞いても笑えます。
戦いのほうは、ゲキドラーゴの「とにかく力押し」という性格を表現するのに止まりました。あと、「ピーサードが無機物なのに対し、彼は生物をザケンナー化させる」という設定もあったようです。ただ、結果的にはこの設定はあまり意味をなさなかった感じでしたが。
無印第5話・初めて二人で出かけた事とピーサードの退場
一つの「始まり」と一つの「終わり」が含まれており、ともに印象に残っています。「始まり」のほうは、なぎさとほのかが初めて二人で出かけた事です。これまでの話だと、第2話で科学部になぎさが顔を出したり、第3話でほのか邸に行ったりしてはいましたが、基本的には「お互いの人柄うんぬん」ではなく、「メップルとミップルを会わせるため」であり、そのついでにプリキュアとしての相談をする、という感じでした。
今回も、元々は「メポミポを会わせる」でしたが、それがきっかけで、二人して街に行くことに。ナンパ野郎の対処の仕方・好きな食べ物・行きたい所と、二人の考え・好みはことごとく合いません。ほのかは楽しい雰囲気作りをしようと、いろいろ気遣いをし、直接「美墨さんといると楽しい」とも言います。しかし、別れた直後の微妙な表情が本音を物語っています。この描写がまたいいです。一方、なぎさは率直にメップルに対し、ほのかと合わない旨を話します。
とはいえ、「違いが分かる」というだけでも人間関係としては進展があった、と感じさせる話でした。私はこの二人を「百合」的な視点で見る事はないのですが、この場面に関しては、「初デート」みたいな微笑ましさを感じました。