この作品は話の設定をいろいろ肉付けしたり再構築したりしていますが、基本的な話の流れは「原作」に沿っています。したがって、二番目に殺されるのはこのノース2号となります。
「原作」において、標的となった7人のロボットのうち6人までは、何らかの形で互いに会話をしています。その中での唯一の例外はこのノース2号です。彼だけは、他のロボットとも、話全体の流れとも何ら関わらずに、住んでいるスコットランドでプルートウを迎え撃って殺されます。
この作品でも、その設定を最大限に活用しました。他のロボットとは関わらせる事なく、ノース2号と同居している音楽家(「原作」ではロボット工学の博士ですが)だけの、ある意味独立した一つの物語を描いています。
第1-3話 「主役」ゲジヒトと基本設定
単行本1巻の前半部分です。最初に出てくるのは「原作」と同じ、スイスのロボット・モンブランです。そしてこれまた「原作」同様、あっさり死にます。
「原作」では、「感じのいい人柄」「トルコのブランドと友人」というだけの設定があっただけのモンブランでした。しかし、本作ではその設定に忠実に、残された人々の回想を通して、モンブランの人となりを描いています。
さて、モンブランの容姿は「原作」とほぼ同じですが、ゲジヒトは人間に近い形に描きなおされています。ただ、原作の「頭の数本の筋」を「やや禿げ上がった髪型」にするなど、さりげなく「原作」を踏襲しています。
そして、話の流れにあわせて、本作品の設定である、「標的となる7人のロボットは、いずれも『第39次中央アジア紛争』に関わっている」や「ロボットたちは『メモリーチップ』を交換する事により、互いの記憶を共有できる」などが紹介されています。
また、ゲジヒトの特徴としての「愛妻家」「メンテナンスを担当する科学者・ホフマン」なども紹介されています。
なかよし2月号
プリキュアは、アニメが2月から「マックスハート」になる事もあり、今回が卒業ネタ。12月発売号で卒業式をやる、というのはかなり珍しいと思われます。バレンタインネタも吹っ飛んでしまいました。
というわけで、凖最終回、とも言えるような話でした。卒業式でのほのかの祝辞に始まって、藤村との写真撮影、そして二人で写真を見ながらこれまでを振り返ります。
写真を撮る時の、ほのかのしゃべりと、それにあわせて苦労しながら最後には「最高の笑顔」を作れたなぎさの表情がいいです。あと、スナップを見ながら、二人が振り返る場面に出てくる写真が、いろいろな二人の表情を描いていて、これまたいいです。
2月頭には、「戦闘編」を大量に書き下ろした単行本が出るとか。こちらも大変楽しみです。
第45話・年末だから合唱?
先日出たボーカルアルバム2に収録の「合唱版・ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!」を主題にした話。
合唱コンクールで、校内優勝した2年桜組が、学校対抗コンクールに向けて、新たな曲を開発(?)する、という展開です。指揮をするのは、前回から登場の新キャラ・千秋です。熱意があるのはいいのですが、選曲さらには演出に悩むあたり、クラスの練習を放置して家にこもり、電話にも出ない、というのは、ちょっと危ない予兆があります。よし美先生も、差し入れなどをする暇があったら、彼女と話し合う必要があると思うのですが。
第22話・夏休み番外編?
夏休みの宿題に悩むいちごを軸に話を進めるギャグ話です。
一番面白かったのは「エイリアン」3人組の「作戦会議」。純日本風の平屋で、風鈴を吊るして扇風機をつけ、カキ氷を食べながら、誰が出撃するかを押し付けあうのです。一応、クーラーなどをつけないのは、地球環境に配慮しての事なのでしょう。暑さの原因として、オゾンホールなどにも言及しています。
出撃者はジャンケンの結果、タルトに決定しました。
一方、夏休みの宿題に悩むいちご。しかも、煮詰まっている時にかぎり、遊びの電話がかかってきます。
ちなみに、既にいちごは携帯を持ってはいるのですが、着メロは不使用。そのため、青山からの着信を別の人と間違える、というギャグもありました。もうしばらくすると、着メロで青山からだとわかる、という話がありますので、ちょうどこの時期は着メロ普及の直前だったのでしょう。
第21話・みんとの鋭い突っ込み
みんとが夢の中に出てくる鳥との会話を通じて、とある重要な事に気づく、というところから始まります。
その重要な事の一つは、「東京ミュウミュウ」の根源に関わる「カフェミュウミュウの営業の意義」という点。仕事をしない事をいちごに指摘されたみんとは、「あくまでもこれは、ミュウミュウとしての『地球を守る活動』を隠しているだけ。そこで仕事をするかどうかより、時間どおりにここにいる事のほうが重要だ」と言い返します。
これは確かに正論ですが、つきつめて言うと、「ならば、なぜカフェの営業なんかしているんだ?」という根源的な問題につながります。確かに開始当初は「仲間を見つけるため」という建前はありました。しかし、それも5人が揃った時点で意味を失っています。
つまるところ、「メイド服を来た美少女5人が変身する」という初期設定のためだけにこの「カフェミュウミュウ」は存在している事を、アニメスタッフに代わって(?)暗に突っ込んでいます。
第44話・クリスマスの奇跡?
冒頭、新カードキャラが登場して、ポルンと協力してなぎさを元気付けるための「クリスマスの幻影」を出します。サンタはともかく、トナカイの乱舞はなかなか良かったと思われますが、メップルはダメ出ししました。
さて、三人組とジャアクキングの亀裂は広まる一方、表面的に気を遣ったはずのベルゼイの発言も、ジャアクキングに一喝されます。まだ前のダークファイブは完全に自分が作ったものだから分からなくもないですが、この三人は苦心して自らの肉体を蘇らせた功労者なわけです。もう少し気を遣ってもいいと思うのですが。まあ、ジャアクキングが部下への気遣いができていれば、闇による全世界の征服はもっとたやすくできているのでしょうが。
洋館に帰り、自信をなくしかける角澤と翔子に対して、結城はまた成長について言及。石の番人の突っ込みに対して、翔子はキレる事なく対応し、番人を震え上がらせます。このあたり、成長の証しなのでしょうか。
あと、どうでもいいですが、今週の翔子(≠レギーネ)の出番のほとんどは、先週の予告で描かれていました。
アニメ・リングにかけろ11話・12話
とりあえず「第1部」最終回。なぜか2話連続放映でした。河井との決勝戦に大半が費やされます。
個人的に一番印象に残ったのは、河井の回想場面。河井が子供の時から河井姉は今と身長も変わらず、セーラー服を着ています。まさか、彼女は「鋼の錬金術師」のホーエンハイムの同類なのでしょうか。
予算の関係もあるのでしょうが、回想シーンの私服くらいは設定してやれよ、などと思いました。
それ以外は基本的に原作通り。結局いろいろあって、最後はブーメランフック2連発(別名・ダブルブーメラン」で竜児が勝利して優勝します。
第20話・歩鈴の風邪
風邪をきっかけに、歩鈴の日常生活を描いた話です。普段の元気で明るい歩鈴とは異なる一面をうまく描いています。
それにしれも歩鈴の家での仕事ぶりには驚かされます。ミュウミュウやりながら学校に行き、さらに弟妹の面倒を見て家事全般もこなすわけです。その家事の大変さは、手伝いに来たいちご・みんと・れたすの三人が一日もたなかったほどでした。
それでいて、普段はミュウミュウの仲間の前でその苦労をいっさい見せません。おそらくは、お母さんが亡くなる直前に言い残した「あなたの笑顔は自分だけでなく、皆を幸せにする事ができる」を守りつづけているのでしょう。
とにもかくにも、歩鈴の良さがよく描かれていたいい話でした。
第19話・れたす二段変身
というわけで、前話のヒキ(?)で海へ慰安旅行へ。ちなみに行き先は家族連れの多そうな海岸。みんとは「稜もなかなかの別荘を持っていますわね」とか言っていましたが、私有の研究所を作るほどの金持ちの「別荘」にしては庶民的すぎないかとも思います。
漫画では同じ話を「私有船で東京湾クルーズ」でやっていましたから、漫画とアニメでは白金の財政状況は違うのかもしれません。
それはともかく、話のほうはシリーズ二度目のれたすメイン話に。初登場の時、プールで水を自在に操っていたはずのれたすですが、なぜか「泳げない」という設定になってしまっていました。
そのれたすと、ゲストキャラ「いるか」が水の怖さを克服する、というのが主題です。もっとも、個人的にはざくろさんとみんとが組んでいちご・歩鈴組とビーチバレーをやり、みんとのアタックが決まって二人がハイタッチをする場面が一番印象に残る場面なのですが・・・。。