真琴の芸能活動および、その真琴にファン心理も重なって、強引にプリキュア仲間にしようとするマナの描写が描かれた話でした。
また、真琴のマネージャーである「DB」の意外な正体に驚かされた話でもありました。
冒頭のお茶会では、前回のラストで、ありすが「キュアソード=剣崎真琴」と言った理由が明かされます。
一つは第1話の四葉タワーにおいて、真琴とマネージャーは展望台に上がっていったのに、降りては来ていない、という情報です。
もう一つは、キュアソードと真琴の、指紋・足の大きさ・DNAが一致していた、という事でした。
あの短い闘いで、しかも周囲が破壊されていたにも関わらず、キュアソードの指紋だの毛髪だのを入手していたわけです。その収集力・分析力に驚くとともに、日本を代表する企業として適切な行為ではないのでは、とも思いました。
いずれにせよ、四葉財閥の国家をも超えた超絶的な権力・財力はとどまる所を知りません。今後も、さらに衝撃的なことをやってくれるのでしょうか。
その後、「GoGo!Jikochu」での三人の会話となります。マーモは以前より真琴の正体を知っており、泳がせていたが、マナたち三人との接触を防ぐために攻撃すると言って出撃します。
第1話でもイーラにも隠れてキュアソードを襲撃していましたが、何か因縁でもあるのでしょうか。
一方、プリキュア側は、ヨツバテレビで、真琴の収録を見に行きます。電波塔に続き、テレビ局も保有している事、並びに、ありすの父親は日本で社長業をやっている事が明らかになりました。
それにしても、このように媒体を保持している一方、ネットの世界の情報も自由に遮断できるわけです。その気になれば、どんな情報操作でも思いのままだな、と思いました。
それはともかく、長いつきあいである、マナと六花が四葉家がヨツバテレビの経営者である事を知らなかった、という描写には無理があったと思いました。
そして早速マナは真琴に「突撃」しますが、拒否された上にプリキュアの事もすっとぼけられて追い出されます。
この憧れの芸能人が紫色のヒロイン仲間である事に舞い上がって勧誘するも、手ひどく怒られる、という描写は「東京ミュウミュウ」ファンとして懐かしいものを感じました。
そのようなプリキュアとしての筋立てと別に、真琴の歌がかなり長く流されていました。これを見た時は、今回の商品展開の中には「剣崎真琴のCD」もあるのだろうな、と思いました。
その追い出されたマナに対し、真琴のマネージャーはやけに好意的な言動を見せ、再度スタジオ見学に連れて行きます。
そこに、マーモが真琴を妬むアイドルの心を利用したジコチューで襲撃します。これまでのイーラが作ったちょっと抜けた所のあるジコチューに比べ、かなりの戦闘力を持っていました。
これを見た時は、ジコチュートリオの実力的な序列は、はっきりしているのだろうか、と思いました。
あと、ジコチューの野太い声で、アイドルの心理を語る、という描写にはかなり笑えました。
三人は変身して闘いますが、そのジコチューの前に圧倒されます。ただ、マナは、ジコチューの襲撃から身をていして真琴を守り、ちょっと好感度をあげていました。
苦戦が続く中、突如スタジオの明かりが消えます。そして、スポットライトに照らされてキュアソードが登場しました。この演出もやはりマネージャーがやったのでしょうか。
そして、プリキュアになりたての三人とは明らかに違う戦闘能力でジコチューを圧倒した後、ホーリーソードでとどめを刺しました。
そこで収録された番組を、三人はマナの家で見ています。するとそこに、「DB」と書かれた封筒が投げ込まれ、皆が振り向くと、妖精の影が見えました。そして、ありすは「DB」が真琴のマネージャーの名前である事を説明します。
冒頭の、ありすの台詞で薄々見当はついてはいました。とはいえ、やはりあのマネージャーがキュアソード付の妖精「ダビィ」である、というのには驚かされました。第1話の時点では想像だにしませんでした。
過去のシリーズでも人間体になった妖精はいました。とはいえ、人間としての生活においても主(?)であるプリキュアに尽くす、というキャラは初めてです。この特異な設定が今後、どのような展開を呼ぶのか、楽しみです。
そして、その招待状により、マナは真琴の握手会に参加します。そこで、テレビ局での事を謝罪した上で、自分の目的である「皆の笑顔を守る」という事を語りました。すると、真琴はやや渋々ではありましたが、握手に応じました。
もっとも、場所が場所なので、仮にあそこでマナの言うことに共感を持てなくても、握手に応じざるを得ないと思います。それを考えると、この「握手会で仲直りの握手」という設定はいかがなものか、と思いました。
そして、マナが差し入れの「桃マン」を渡し、驚いたような表情でそれを受け取る真琴、という描写で話は終わりました。
自分的には、マネージャーが妖精だった、という事が一番の驚きでした。この設定で、色々と面白い話が見れそうで、大いに楽しみにしています。
また、登場するたびにその異常なまでに強大な能力・権力が描かれる四葉財閥に、またまた驚かされた話でもありました。
一方、マナの描写ですが、いくら大ファンの真琴がプリキュアだと知って舞い上がっているとはいえ、ちょっと常軌を逸し過ぎているのでは、と思うほど、違和感がありました。
このあたりは、六花が事前にマナを抑えつつ、三人で交渉に行く、みたいな展開にしても良かったのでは、とも思いました。
次回は、真琴が収録でマナの家に行く、という話です。今回は、完璧に人間社会のアイドルをやっていた真琴が、かなり常軌を逸した行動をとるようです。
やはり今年のシリーズは「四人とも非常にスペックが高いが、どこか頭のネジが飛んでいる」というキャラ設定のようです。
その真琴のぶっ飛びぶりおよび、マナの家において、三人とどのような交流を見せるのか、いずれも大変楽しみです。