なかよし2013年4月号

 「ドキドキ!プリキュア」発売翌日に放映されたアニメ5話と同じ内容でした。
 昨年後半から、漫画オリジナル話の比率がかなり下がりましたが、今季もこのような形で行くのでしょうか。
 ただ、その中でアニメとかなり異なる点が二つほどありました。
 一つは、マナが真琴に「みんなの笑顔を守る事です」と言った場面です。アニメでは、後日行われた握手会にて、という事になっていましたが、漫画では戦闘で、身をていしてジコチューの攻撃から真琴を守る時になっていました。

 これは、漫画版のほうが、設定として自然だと思いました。
 あと、その際に、六花と、ありすが加わって、一緒にジコチューを止める、というのも、細かいですが、いい描写だと思いました。
 もう一つは、六花の言動でした。冒頭から、マナの突飛な行動に、やけに長いツッコミを入れます。さらに、真琴に怒られたマナに対する説教にも「向こうが先輩プリキュアなのだから、仲間に”してください”というのがスジ」という適切なツッコミが追加されていました。
 さらに、スタジオにジコチューが出現した際にも、「やっぱ剣崎真琴が?」と、マーモの狙いが真琴にあるのでは、と推理していました。
 アニメでは、マナへの強い想い入れが目立ちますが、漫画では容赦無いツッコミと頭の良さを強調した描写が目立ちます。このあたりが、今後どのような描かれ方をするのか、気になるところです。

 「キミが好きとかありえない」は、前回に続いて「ゲストの変態」が登場しました。今回は小学生で、宮原の「鼻血」に対抗(?)する意味なのか、強力な鼻息を放つキャラという設定でした。
 その少年が主役で、彼が片思いしている少女がヒロイン、宮原がその少年を応援する、という位置づけでした。
 一連の流れを見ていると、改めて、宮原は、かなでを意識さえしなければ、容姿・性格・能力とも完璧超人なんだな、と思いました。
 その一方、かなではほどんどチョイキャラみたいな感じでした。かつての定番だった、彼女の「はちみつベイベ」に対する想い入れの描写もありませんでした。
 毎度ながら、どこかで「変態」へのこだわりを捨てないと、せっかくの、かなでの良さが描かれないのでは、と心配になった話でした。

 「さばげぶ!」は冒頭を見ただけで「王子様」が美鳳だと分かる、という話でした。しかしながら、それで読者にオチが読めた、思い込ませ、実は「幼きモモカを襲っていた凶暴な犬」の正体が、うららだった、予想外のという二段オチになっていました。
 このあたりのセンスは本当に凄いと思いました。あと、オチにおける、うららの「百合ん、百合ん」という描き文字は色々な意味で斬新だと思いました。

 「わたしにXXしなさい!」は予想通り、晶とマミのフラグが立ってしまいました。二人共好きなキャラですし、こうなるのは基本だと承知はしていますが、やはり納得いきません。
 あと、時雨が一コマも出ていないこと、それに違和感がなかった、という事も印象に残りました。

 新連載二つは今ひとつとっつきにくい話でした。「少女結晶」の漫画家さんは、以前好きな作品があり、単行本も買っていただけに、ちょっと残念でした。

 7年以上続いた「地獄少女」がついに最終回を迎えました。ラストのために用意したキャラの創一と、まりやですが、登場時は面白かったのですが、結局、平凡なキャラで終わってしまい、興ざめしました。
 率直に言って突っ込みどころばかりの七年間でしたが、たまに非常に面白い話が混ざっていました。その意外性も含め、楽しませてもらった作品でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です