「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版後編「永遠の物語」を見に行きました。前編が1話から8話まで描いたのに対し、今回は、9話から12話を描いていました。
上映時間は20分ほど短いのですが、使っている話数は前編の半分ですから余裕があります。前編では、TVの逸話を一部カットしていましたが、逆に今回は、映画ならではの追加があるのでは、と楽しみにしていました。
確かに、追加はありました。それは、9話の10話の間でした。杏子が自らの命をかけて、さやかの魂を救った後に、キュウべえが、ほむらに「杏子をたきつけた理由を話す」という場面です。
TVでは、この会話は、ほむらの部屋で行われていました。しかしながら、映画では、ここで唐突に、奇妙な銅像が置かれている西洋風墓地が描かれます。その風景がしばらく流れたあと、ほむらとキュウべえの会話となっていました。
それに続いて、TV第10話である「ほむらの正体」が描かれます。TVでは、話数が変わる、という事で、この「現世界での杏子脱落」から「ほむらの正体」への移行を自然に描くことができました。
しかし、映画でそれを続けると、事情をしらない人には、唐突すぎて混乱をまねくかもしれません。それゆえの、あの「墓地描写」なのだろうか、と思いました。
ただ、TVでいうところの10話から11話への移行では、画像は一部変えていたものの、TVと同じくOPを流していました。
もちろん、あの10話の後にOPを流し、「交わした約束忘れないよ」の真意を伝えた、という名描写を外すわけにはいきません。
ならば、9話と10話の間も、同じようにすればよかったのでは、と思いました。
TVでは、普通にEDが流れますが、ブルーレイでは、ここで杏子と、さやかを描いたオリジナルEDが流れました。また、漫画版では、ここで、さやかと杏子が描かれていました。それらを上手く使えば、すごい話が作れたのでは、と少々残念に思いました。
その後も、TV同様に話が進みます。予め分かっていた事ではありますが、11・12話の密度の濃さには、改めて感心させられました。そして最後は、カラフィナさんによるEDで締められました。
そして、話の続きみたいな感じで、年明けに上映される新作映画の宣伝が流れました。この、まどかが絶対的存在になった続きを描かれるようです。
まどかがどうなるかは何ともいえない感じでした。個人的には、この作品は大好きですが、あの終わり方が「最善」だったとは思っていません。それを覆し、再び、まどかが家族や、さやかと笑いあえるような世界が描かれれば、などと思いながら期待しています。