さて、ヨロイ元帥に捕らえられたライダーマン。ちなみにアジトの場所は台場です。その跡地に現在のフジテレビでしょうか、それともビーナスフォートでしょうか。
それはともかく、V3に救出されたライダーマン。しかし、共闘する気はなく、カマクビガメとの戦いで文字通りV3の足を引っ張ります。
その事を首領に報告するヨロイ元帥とカマクビガメ。首領は「結城丈二=ライダーマンがV3の邪魔をしたとな」と嬉しそうです。「結城丈二は今でもデストロンの味方なのでは?」とは思わないあたりが、彼の狭量なところなのでしょう。無邪気に(?)よろこんで、両者を共倒れさせるよう指示をしていました。
早速作戦にうつるカマクビガメ。といってもやるのはデストロン定番の「団地を襲って住民を虐殺する」でしたが。それを知って団地に向かう風見。さらにそれをみた結城も「思った通りだ。風見志郎をつければデストロンに会える」と言いながら尾行します。
そして二人は団地へ。団地の中を探索していた結城は、赤子の泣き声を聞きつけます。「生き残っていたのか」と部屋に入る結城。前話から言える事ですが、デストロンでの彼の役職から考えて、カマクビガメの毒ガスの効能について結城が知らないとは思えません。そう考えれば、ただでさえ弱い赤子が生存しているかどうかなど即座にわかるはずですが。どうも、登場時の「電気を流して撃退」以降は、「デストロンの科学者グループのリーダー」という設定が生かされていないようです。
そして、赤子に声をかけて「おんぶひも」で背負って連れ出す結城。この「おんぶひも」が部屋から物色したのでしょうか。それとも様々な繊維製品が入っている「カセットアーム」に入っていたのでしょうか。それを見た風見は「何者なんだあいつは」と呟きます。あの「おんぶひも」姿を見れば、呟きたくなる気持ちもよくわかります。
もちろん、住人を皆殺しにする毒ガスに耐えて生き残る赤子がいるわけはなく、これはカマクビガメの罠でした。戦闘員が出現し、「おんぶひも」姿で応戦する結城。しかし、背中の赤子が重くなり、座り込みます。そう、赤子はカマクビガメの変装だったのです。もっとも、この変装は戦いそのものとは関係ありませんでした。単に「おんぶひも」姿の結城を撮りたかっただけのようです。
そしてライダーマン対カマクビガメの戦いとなり、そこにV3も乱入します。しかし、デストロンの読み通り、両者は協力せずにカマクビガメを利する結果に。さすがにこれでは勝ち目がなく、V3はライダーマンを抱えて離脱しました。
そして場面は切り替わり、結城が犠牲となった部下の墓参りをする場面に。そこに風見が現れ、共闘を申し込みますが、「デストロン≠今回のヨロイ元帥の謀略」と認識している結城は断ります。風見は自らの不幸な境遇を語りますが、結城を翻意させる事はできません。
その時、結城の部下の妹がデストロンに誘拐されたとの情報が。早速結城は救出に向かいます。それを追う風見。途中で二人はまた「オレが倒す」の言い争い。ただ、やはり普通に戦うと風見が明らかに強いです。結城のどのように攻撃しようかとまどうところや、あからさまに腰の入っていない蹴りに、ケンカ慣れしていないところが見えます。このへんの故・山口氏の演技は味があります。
結局、それぞれアジトに侵入した二人。相変わらず「私が倒す」などと争う気配がありましたが、そこに人質の結城の部下の妹がいたため、V3が戦闘、ライダーマンが救出と自然に役割分担が成立。どうせ攻めてくる相手に対し、無意味に人質をとったため、冒頭の「二人を争わせてその間に双方倒す」という作戦が失敗しました。
そして、カマクビガメの伸縮自在の首に苦しめられているV3のところに、無事人質救出を成功させたライダーマンが登場。ロープアームでカマクビガメを攻撃。初めての協力攻撃となりました。この直後にV3がトドメを刺せばよかったのですが・・・。
とにもかくにも、最後はよくわからない技でV3が勝利。V3は協力してくれたライダーマンに握手を求めます。しかし、ライダーマンはそれを拒んで、いずこへと去っていきました。