第26話・神作画第3弾

 暮れに出た石野さんの原画集の題材となっている話。この本に書かれている文章を読むと、いろいろアニメ製作の大変さを感じさせられ、より一層この話に対する理解が深まると思います。この文章を書いている時点ではまだ在庫はあるはず。送料・振込手数料込みですと2,000円弱になりますが、ミュウミュウファンにとっては絶対お買い得です。通販受付は石野さんのサイトでやっています。
 というわけで、相変わらずさまざまなミュウミュウの五人はもちろんのこと、他のキャラの美麗な絵がたっぷり拝める作品です。

 さて、話のほうは、東京タワーで孵化した猛毒の蛾キメラアニマとミュウミュウの戦いとなります。そのため、先週約束した「17時に駅前」は守れません。したがって戦いの最中に、前の話で約束した駅前にいる青山からの電話でいちごの携帯が鳴ったりもします。変身すると服は全部変わるわけですが、携帯はそのままのようです。
 あと、まったくもってどうでもいい事ですが、この時「17時」を知らせるのは、東京都港区が17時に鳴らす「夕焼け小焼け」と「かごめのうた」を合成した曲でした。確かに、東京タワーが港区にある以上、そこから走っていける所にいる青山がその曲を聞くのは当然なのですが、これが「17時の時報」である事は港区民および在住・在勤経験者以外に分かるのでしょうか。個人的にはこのローカルネタは受けましたが。
 しかし、このキメラアニマは非常に強力で、5人の必殺技を返したりかわしたりします。そして、リボンストロベリーチェックをはね返されたいちごは、タワーのてっぺんから地上に落ちそうになるのですが、そこを蒼の騎士に救われます。別に、この話に限った事ではないのですが、ここで助けるのが他の四人だと何かまずいのでしょうか。
 蒼の騎士はそれだけで去ります。そしてキッシュの哄笑を聞いたいちごは怒りゲージがMAXに。その時、いちごの体が光りました。ミュウアクアに反応したのです。先ほどまでは反応がなかったはずですが、ざくろさんの解説によると、「気持ちが昂ぶった時に初めて反応する」との事。つまり、前話での白金理論はあっさり覆され、あわせて、前話の探索もまったく無意味という事になってしまいました。
 そして、飛んでいる蛾のキメラアニマを四人の「ミュウパワー」で防いでいる間に、キッシュとの奪い合いに勝ったいちごは、「リボーンミュウアクアドロップス」を発動します。
 話の核である「ミュウアクア」の発動。重要な場面だけに、OPも歌っている小松里賀さんの特別挿入歌も流れ、いちごも派手なアクションでミュウアクアの力を放出しました。ただ、結局のところ、この「必殺技」はアニメでは一回限りとなるのですが・・・。折角の「神バンク」になりうる場面なのにもかかわらず、勿体無い事です。

 ところが、発動を許してもキッシュはしたり顔。いちごの振りまいたミュウアクアの一部を異空間に流し込み、それをディープブルーに浴びせます。確かに、前話で「ディープブルーにミュウアクアを浴びせる」みたいな事を言ってはいますが、超強力キメラアニマを囮にしてまでやるべき作戦かどうかはちょっと疑問でした。
 一方、戦いにには勝ったものの、青山との待ち合わせには大幅に遅れたいちご。しかし、ざくろさんの励ましもあり、雨の中、傘もささずに待ち合わせの駅まで走っていきました。

 話はいろいろ奇妙な所はありましたが、とにもかくにも、随所で「神作画」を堪能できるのですから、やはりミュウミュウの中では名作と言ってもさしつかえないと思っています。

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