「ハートキャッチプリキュア」は、明堂院いつきが漫画版初登場となりました。アニメ7話の続き、という形になっています。
「失恋」をした、つぼみですが、相変わらずいつきの事を意識しています。特に、なぜ男装するかに気になるようで、彼女の気持ちを知るために「プチ男装して外を歩く」などという事にも挑戦していました。
そして、自分がそれで疲れた事から、さらにいつきの事が気になります。そして、えりかに頼んで、ファッション部の活動評価という名目で、ミニスカのワンピースを持って明堂院家に行き、いつきに着せました。
鏡に映った自分を見て、一瞬驚く、いつきですが、すぐに「寂しそうな表情で「ボクには必要ないから」と言います。
その直後、クモジャキーが石灯籠をデザトリアン化して襲撃します。ワンピースを着たまま立ち向かう、いつきですが、クモジャキーに「まっことかわいげな格好じゃのぅ」と言われると、「真剣勝負に挑むためには女を捨てなければダメなんだ!」と叫び、ワンピースを脱ぎ捨てて道着姿になります。
一瞬、「どこに、そがなもん着こんじょったがな!?」と驚いたクモジャキーですが、すぐに対抗心を燃やし(?)「服のせいにするのは間違いぜよ。漢(おとこ)なら裸一貫で勝負じゃき」と叫び、上着を脱いで筋肉を見せます。
そこに、変身したつぼみとえりかが、「脱がんでええわーっ!!」とやや土佐弁がうつったようなツッコミを入れながら登場します。そして、いつきに「共に戦います」と言って参戦しました。
可愛い服を着ながらデザトリアンを撃退する二人を、いつきは憧れに近いまなざしで見ていました。
そして、闘いが終わった後、つぼみとえりかに、「男のように強くなりたくて、外見にまでとらわれていた・・・」と明かし、同時にプリキュアがカワイイ服でもとても柔軟に戦っているのをみて・・・もっと心を柔軟にしようかと思ったよ」と心境の変化を告げました。
それを聞いた、つぼみは「惚れ直しました」と言い、「女の子だよ」という、えりかの突っ込みに対しても「だって姿かたちとともに内面にグッときたワケですし・・・わたしもこの胸のトキメキ、柔軟に受け入れていきたいかなって」と「恋する乙女」の表情で言い、えりかが絶句する、というところで話が終わりました。
いつきで漫画を一話作った事や、つぼみとえりかが「共に戦います」と言ったあたり、「いつきが三人目のプリキュア」の伏線なのだろうか、と思いました。
その、いつきの複雑な心境と、プリキュアへの憧れが、わかりやすく描かれていたと思いました。
また、自らを「漢(おとこ)」と呼び、いつきの「着替え」に対して、「裸一貫」で対抗しようとしたクモジャキーの描写は心に焼き付きました。ただ、自分的には大満足でしたが、「なかよし」向けではないのでは、とも思いましたが・・・。
そして、一度は「失恋」した、つぼみが、胸のトキメキを柔軟に受け入れる、と宣言したオチにも驚かされました。今後の漫画版は、その「柔軟な恋愛」を描いていくのでしょうか。
「初恋ランチボックス」は、悠希にキャラ弁を作る小学生・菜々が登場しました。サエの事をライバル視しているようで、今後、どのように話の絡んでいくか楽しみです。
恋愛応援のゲストキャラは、太り気味の女の子・桃香が登場しました。「太っている」と「可愛い」を同時に表現出来る、小鷹さんの絵の上手さには毎度ながら感心させられました。また、料理にも「外見コンプレックス」を払拭させる要素を取り入れる、という筋立てにも感心しました。
そして、桃香のために、自分用に作ってもらったレシピを提供する、というサエの優しさも描かれており、毎度ながら心温まる話でした。
「しゅごキャラ!アンコール」は、ややと海里の話でした。作者の技量が高いゆえにいいラブコメ話に仕上がっていました。面白いとは思いましたが、「別に、脇役同士を全部カップルにする必要もないのでは?」とも思いました。
「中川翔子物語」は、歌でのつまづきを、父親の歌を聞くことによって解決するくだりが印象に残りました。あと、名前を出さないにも関わらず、あの縞模様の服だけで、楳図かずおさんだと分かった描写は凄いと思いました。まあ、これは原さんよりも楳図さんの凄さなのかもしれませんが・・・。
あと余談ですが、楳図さんは「なかよし」で連載を持っていた事もあったそうです。したがって、今回の登場により、数十年ぶりに登場した形になったわけです。本人もまさかこのような形で「なかよし再登場」を果たすとは思わなかった事でしょう。
「わたしに××しなさい」は、時雨と親しい新キャラ・水野は予想通り表裏のあるキャラでした。ある意味、時雨と相性抜群なわけで、もうそのままくっつけよ、と言いたくなります。まあ、それでは話が進まないので、当面は「四角関係」が続くとは思うのですが・・・。
とりあえず、水野の裏工作を「いいネタができた」と雪菜が喜ぶ、という展開を期待しています。
新連載の「神か悪魔か」ですが、主人公をはじめ、登場人物がどのような人なのか全くわかりませんでした。設定紹介よりはまずそちらを描くべきだと思うのですが・・・。読み切りでは面白い作品を発表していた作者なので、次回以降ではその技量が発揮されることを願っています。
「地獄少女R」は、生徒受けは悪いものの、真面目かつ生徒のことを思っていた土門先生が逆恨みで命を奪われる、という救いようのない話でした。まあ、真面目に仕事を頑張っている人が、それゆえに悲惨な目にあう、というのは現実社会でもよくある話ではありますが・・・。