来海家の朝から始まりました。母親の、さくらは、ももかの仕事の準備で忙しく、えりかに対しては、おざなりな態度をとります。そのため、朝から来海家の雰囲気は悪くなります。
そして、えりかの一言がきっかけで、ももかと喧嘩になりますが、ここは流之介が彼らしい方法で何とか収めました。
そして登校すると、姉妹であることを知らない、つぼみが、ファッション誌を片手に、ももかの事を褒めたので、えりかの機嫌はさらに悪化します。
不機嫌になったえりかは、屋上のお弁当タイムで、コフレ相手に八つ当たりします。その様子をみた、つぼみは、第1話で聞いた、えりかの心の叫びが、ももかへの強い劣等感だったことを思い出していました。
そして、えりかの不機嫌をなおすために、放課後、クレープ屋でのファッション部活動を提案。とたんに、えりかの機嫌は直りました。
これで機嫌が治った理由が、えりかがクレープが好きなためなのか、ファッション部の活動を提案されたのが嬉しかったのか、それとも二人で初めて食べのがクレープだった事を思い出したのかのいずれなのだろうか、と気になりました。
その頃、モデルの仕事が終わった、ももかは学校へ行きます。しかし、教室に行っても、皆に「カリスマモデル」として扱われ、クラスの誰とも会話ができません。休み時間に、唯一の話し相手であるらしい、月影ゆりに、自分の悩みを言おうとしましたが、結局、口に出せずじまいでした。
放課後になり、つぼみとえりかは、前回入会した、るみこ・としこ・なおみ達と五人で部活動開始となりました。まず、えりかがスケッチブックに自ら描いたデザインを見せ、皆に、同じようにデザインをするよう言います。
すると、るみこが、「次にこの絵を元に服をつくるのね」と言い、えりかは「さすが、るみっち」と喜びます。眼鏡をかけていることからも、るみこは優等生キャラという位置づけなのでしょうか。
順調に部活動が行えて、気分がよくなった、えりかですが、ももかがそこに通りかかってしまいます。それを見た、つぼみおよび、るみこ達は、撮影現場の見学を、えりかに懇願しました。
帰宅後、仕方なく、えりかは頼みます。すると、ももかは、えりかが持っていたスケッチブックを見せることを条件とします。嫌々ながら見せますが、ももかの評価を聞く前に、スケッチブックを取り返して部屋にこもります。
そして、頭の中で、ももかが自分のデザインを酷評するさまを想像して怒りまくり、つぼみの部屋に向かって、「恨むからね、つぼみ!」と叫びました。
一方、沙漠の使徒本部では、サソリーナが、ももかが表紙のファッション誌を見て夏の新作水着の話をし、それを聞いたコブラージャは「着飾らないと美しくなれないなんて」と言います。それを聞いていたクモジャキーは、二人の「軟弱ぶり」に怒り、サバーク博士に出陣を直訴しました。
翌日、ももかの撮影の見学が始まります。つぼみ達四人は大喜びですが、えりかはまたもや不機嫌です。それを見た、るみこ達三人は、えりかの全身をもむ(くすぐる?)という、変わった方法で機嫌を取ります。付き合いが長いだけに、扱いに手馴れている、といったところでしょうか。
それを見た、ももかは、えりかと友達との仲の良さを見て、寂しげな表情を浮かべます。一方、つぼみは、その様子を見て安堵しつつ、スタッフの視線を気にします。そして、注意しようとしますが、間に合わず、四人は怒られてしまいました。
そこに、クモジャキーが登場し、ももかの心の花を取り出し、化粧道具を使ってデザトリアン化します。
二人が変身して闘いますが、デザトリアンは、「モデルになる夢はかなったが、友達がいなくなってしまた。妹のえりかがうらやましい!」という、ももかの心の叫びを伝えます。
さらに、ファンデーションを目潰しとし、口紅をミサイルとする攻撃で、二人を追い詰めます。
ももかの心の叫びを聞かされた、えりかはショックを受けつつ、クモジャキーに「これ以上、心をもてあそぶのはやめて!」と言います。すると、クモジャキーは、悪いのは自分でなく、ももかの心に気づけなかった周りの人間だと言い、それを聞いた、えりかは、さらに辛い表情になります。
しかし、そこで、つぼみが「気付かなかったのは確かだけれど、その心を引きずり出してもて遊んだのはあなたです!」と正面から論破し、「堪忍袋の緒が切れました!」宣言をします。
それを聞いた、えりかも平常心を取り戻し、「こんな事がなかったら、もも姉の気持ちに気づけなかった。そんな自分が悔しい」と言い、クモジャキーに対し、「海より深い私の心も、ここらで我慢の限界よ」と、三話越しの課題だった「決め台詞」をついに披露しました。
再び、デザトリアンは、ファンデーションと口紅で攻撃しますが、つぼみは「その手は桑名の焼き蛤です」と決め台詞第二弾を言い放ち、新技「ブロッサムストーム」で迎撃。そして、えりかがブルーフォルテウェーブで撃退しました。
闘いが終わり、えりかとももかが並んで歩き、つぼみがシフレとコフレを抱いて後ろを歩きます。そして、えりかは、「モデルの仕事も楽しいだけじゃないんだね」と声をかけます。すると、ももかは、いつもの調子ながら、「次は、えりかみたいに、友達をたくさん作るんだから」と、えりかの気遣いを受け止めた発言をしました。
さらに、からかうような口調ながら、昨晩見た、スケッチブックにえりかがデザインした服を評価する発言もしました。そして、からかうような口調に怒るえりかと、それに応じる、ももか、という、おそらくは来海家で毎日のように繰り広げられていると思われる場面で話は終わりました。
完璧超人キャラかと思われた、ももかが、実は友達がいない事に悩み、かつ、友達に囲まれているえりかを羨んでいる、という意外な設定が明かされた話でした。
また、その心の叫びを聞いた、えりかが、驚くと同時に、それに気づけなかった事を深く悔やみ、さらに、ももかの事を心底心配した、という描写が印象に残った話でした。
ただ、その「ももかに友達がいない」という理由については、いま一つよく伝わりませんでした。単に「有名人なので、皆が敬遠する」というだけ、というのでは、少々説得力に欠けます。また、それだけが原因ならば、えりかをうらやむ必要もないのでは、と思いました。
まあ、今回は、第1話の回想および、ももかが登校のために車に乗っている場面が不必要に長かったり、「撮影の見学をする際のスタッフのやりとり」などという本筋とは関係のない描写に不必要に時間を使うなど、随所で「予算不足なのか?」と感じる場面がありました。それを考えると、その描写ができなかったのも、仕方かったのかもしれません。
しかしながら、えりかの姉に対する複雑な心境、という一番重要である主題については、様々な表現を用いてできっちり描ききっていると思いました。
一方、ファッション部初活動話でもありました。その中で、わずかではありますが、るみこの鋭さが描かれていました。今後も、彼女たち三人がどのように描かれるのか、気になった話でもありました。
つぼみについては、戦闘時の描写が特に印象に残りました。クモジャキーの言葉に傷ついた、えりかを即座にかばって反論したあたり、いざという時に出る、彼女の「強さ」がうまく描かれていました。
また、「その手は桑名の焼き蛤」という、「おばあちゃん子設定」に伴って出た台詞も楽しめました。次は、どのような日本伝統の「決め台詞」が出るのか楽しみです。
また、ももかの友人としてほんのわずかの登場となった、月影ゆりですが、声優さんを見る限り、どうやら彼女がキュアムーンライトのようです。そのあたりの設定および、それに、ももかがどう関わってくるのか、という期待を持たされた話でもありました。
次回は、つぼみの父親の話とのこと。ABCサイトの予告によると、世界的植物学者で、大企業から誘われる身ながら、あえて小さな花屋をやっている、との事です。
その人生観がどのようにして作られたのか、非常に気になっており、楽しみです。