「ハートキャッチプリキュア」は、ストーリー的には、アニメ第2話を軸に、薫子がキュアフラワーであることや、「絶望先生仮面様」登場などを描いていました。
ただ、今回の実質的な主人公は、クモジャキーなのでは、と思いました。アニメでは「土佐弁(?)を使う」と紹介されており、坂本龍馬かぶれキャラみたいな印象があります。
しかし、高知出身である作者のお二人は、そのクモジャキーに完璧な土佐弁を伝授(?)しました。そのため、アニメとはかなり違う話し方をするキャラになりました。また、アップの表情もガッチャマンを彷彿させるようなヒーロー顔でした。
作者の同郷意識が、どのような漫画版クモジャキーを生み出すか、興味深いところです。ラブリー増刊で、彼の外伝を描いたりしてくれないものだろうか、と思いました。
本筋のほうでは、「植物は少々厳しい環境で育った方が、根が強く張る」というたとえで、作品の主題である「劣等感の克服」について表現しているのが面白いと思いました。
あと、えりかの「優秀な姉貴と年中比較されて育ってみ!わが道をいくしかないじゃん」という、彼女の心情を率直に表した台詞も印象に残りました。
「しゅごキャラ!アンコール」は、続編ではなく、キャラ外伝的な話でした。今回は、本編にあったラーメンの話の伏線回収で、空海と歌唄がくっつくという話でした。今後は、なぎひこがあむに正体を明かす話なども描かれるのでしょうか。あと、二階堂と三条による大人の恋(?)の話なども読みたいものです。
「メルヘンちゃん」は、まりあが麻雀で役満を上がる、という少女漫画では珍しい描写から始まりました。その珍しさと、まりあの爽快な表情が強く印象に残りました。この麻雀ネタは面白いので、今後も続けてほしいものです。
話のほうは、らぴこによってコンタクトを奪われた、まりあが目が良く見えない状態でトラブルを巻き起こす、という話でした。土井兄妹をなど、主役・脇役とも、キャラの個性がだんだんと明らかになっており、今後がより一層楽しみです。
「わたしに××しなさい!」は、あきらと雪菜の間にあった過去と、時雨の「本命」の話でした。あきらの重い設定がを明かしたのと同時にマミを登場させるところを見ると、あきらと雪菜、時雨とマミがくっつけようとしているのだろうか、とも思いました。それで丸く収めたほうが面白そうです。
「プリンセスと魔法のキス」は映画宣伝作品でした。そのため、D社専属漫画家(?)の小鷹ナオさんが、「初恋ランチボックス」を休載してこちらを描いていました。もちろん、D社キャラを描いても十二分に巧いのですが、やはりオリキャラのほうがいいと思いました。
新連載「中川翔子物語~空色デイズ」は、中川さんの父との別離を中心に描いていました。漫画で中川克彦さんを見たのは、20数年前のファンロード以来だったので、不思議な懐かしさを感じました。
その後、中川翔子さんが、いじめにあう話になったのを見た時は、どんな分野だろうと、原明日美さんの漫画になると、陰湿な学園ものになってしまうんだな、と思いました。
「ARISA」はまたもや新キャラが登場。これだけ出しといて、全員の位置づけをきちんと描けるのかと、別の意味で興味を持っています。
「ミリオンガール」は、サチが香水を使ったいかさまで勝利、というオチに。あれだけ友情がどうこう言っていただけに、このオチは意外でした。
「どきどき!タマたん」は次回が最終回とのこと。この筋立てでは打ち切りも仕方ないでしょう。それがあってか、隠し設定だったと思われる、「かみちゃまかりん」との繋がりをやや強引に出していました。
「地獄少女」は、生き別れの姉妹が演劇を通じて再会する、という話でした。前話同様、地獄少女設定はとってつけたような存在になっていました。