HeartCatch第2話

 いきなりOPから始まりました。そして、第1話からの引きで、つぼみの変身完了から始まります。シフレとコフレも妙なノリの声援をしながら喜びます。その中で、ただ、プリキュアについて、「プリティ」とは言っていましたが、「キュアキュア」については言及していないのは気になりました。
 それはともかく、その奇妙な声援に一瞬不思議な表情を見せた、つぼみですが、とりあえず、「プリキュア!」と叫んでポーズを決めました。
 そして、いざ闘いとなり、デザトリアンがフライングボディアタックを見せます。すると、一瞬、それをホケーっと見ていた、つぼみおよび妖精たちは、驚いた顔をして逃げました。そのまま、空中に飛び上がり、つぼみは驚きます。それに対する妖精たちの説明は「それはプリキュアだからです」という身も蓋もないものでした。

 もちろん、それでは何の役にも立ちません。さらに、実は高所が苦手だったつぼみは、絶叫するだけで、そのまま地面に激突し、大穴を開けます。それを見た妖精二人は、早くも、つぼみをプリキュアにした事を後悔しだします。
 さらに、デザトリアンが攻撃すると、つぼみは一目散に逃げます。しかも、デザトリアンの周りをグルグル走るだけですから、逃走にもなっていません。そして、途中で一度転んだうえ、最後は樹に激突します。プリキュアの持つ力を全くコントロールできていません。
 その後も逃げ回り、最後には妖精に引っ張られる始末。それを見たサソリーナも呆れてしまい、「史上最弱のプリキュアかも」とまで言われてしまいました。
 そして、再び逃げるところを、サソリーナの毛髪を使った攻撃で止められ、デザトリアンに捕まります。つぼみは、顔を真赤にして力を入れ、脱出を試みますが、全く効果はありません。
 早くも「第7期終了」かと思われましたが、そこで空が急に暗くなり、花びらが舞います。そして、第1話冒頭におけるキュアムーンライト対ダークプリキュアの時と同じBGMが流れ、つぼみ舞ってきた花びらに包まれました。次の瞬間、眼鏡をかけ、袴に草履という、絶望先生みたいな青年が現れて、つぼみは助けられていました。
 だき抱えられたつぼみは、その青年の表情を見て、安堵したように目を閉じます。プリキュアの世界の住人とも面識がないないらしく、妖精たちも「誰だか知りませんが有難うございます」などとお礼していました。
 それを見て、一瞬、「あら、いい男」などと言って投げキッス(?)までしたサソリーナでしたが、直後に我に帰り、「何者!?」と叫びます。しかし、青年はそれを無視し、再び「花隠れの術」を用いて、つぼみと妖精もろとも姿を消しました。
 自分の名を呼ぶ声をきいて、つぼみが目を覚ますと、祖母の薫子がいました。謎の青年は、つぼみを薫子が園長をしている植物園まで運び、そのまま姿を消したようです。
 続いて妖精たちも目を覚ましますが、薫子との姿を見ると、「キュアフラワーだ!」と言って飛びつきます。つぼみが驚いて尋ねると、薫子は平然と、「実は私、昔はプリキュアだったの」と言いました。
 一方、妖精たちは部屋の奥で、ヌボーッと佇んでいたコッペなる妖精を見て歓喜していました。なんでも彼は二人の大先輩かつ憧れのもとで、薫子がプリキュアだった時のパートナーだったそうです。
 妖精二人がコッペを見て「かっこいいです」「僕も早くコッペ様みたいになりたいです」と喜んでいるのを見て、つぼみは引きます。それに対し、憧れの存在を馬鹿にされたと思った二人は、「史上最弱のプリキュアに言われたくないです」と反論(?)しました。どうやら、二人とも、サソリーナの命名に賛同したようです。
 それを聞いた薫子は、つぼみがプリキュアである事を知って驚きました。しかし、「花が大好きなつぼみなら、プリキュアになる資格は十分あるわね」と納得し、つぼみに心の大樹や心の花の説明を始めました。
 その直後、サソリーナとデザトリアンが追ってきます。デザトリアンが再びえりかの心の叫びをするのを聞いたシフレは、囚われているえりかの心の花を見ます。すると、本来白であるシクラメンが赤くなりかけていました。このままだと枯れてしまい、えりかは永遠に眠り続ける、とのことです。
 それを聞いた、つぼみはプリキュアに変身しようとしますが、ココロパフュームを落としてしまいます。そのまま、デザトリアンの攻撃を受けて吹っ飛ばされ、薫子とともに、一度隠れます。そこで再度シフレにココロパフューム紛失について詰問されますが、その時、落としたのを拾っていた薫子が渡してくれました。
 つぼみは、礼を言い、えりかを助けるために、今度は自らの強い意志で変身します。そして、デザトリアンの技を受け止め、掌打で吹っ飛ばしました。
 ところが、それで本気を出した(?)デザトリアンが、巨大ハンマーを出し、瞬間移動を交えて攻撃してくると、為す術がなく、再び逃げ出します。そして、草むらに咲く花に気づき、一瞬動きが止まったところで攻撃をくらい、花ごと吹っ飛ばされます。
 しかし、これが逆に、つぼみの心に火をつけます。決め台詞の「堪忍袋の緒が切れました」を言った後、飛び蹴り一閃で巨大ハンマーを破壊し、さらに連続攻撃で圧倒します。
 その力を自ら驚いている隙にサソリーナの髪の毛に捕らえられますが、「ここは一歩もひきません」と叫び、逆に吹っ飛ばしました。
 そして、ブロッサムタクトを用いてプリキュアビッグフォルテウェーブでデザトリアンを撃退し、えりかを救いました。

 目が覚めた、えりかは、一連の事件を夢をみたような形で覚えていました。それについては、薫子の一言で、「夢」として納得します。その直後、何かを決意したような表情になり、「よし!」と気合を入れた後、つぼみに対し、先程の無理やりイメチェンの事を謝ります。
 それに対し、つぼみは「変わろうとしてくれた自分を想ってやってくれた事ですから」と逆にお礼を言います。そして、喜ぶえりかに対し、「えりかさん」と話しかけると、再びえりかは、「『さん』づけはやめて、えりかでいいよ」と言います。
 前話ではその依頼を無視していた、つぼみですが、今度は緊張しながらも「じゃあ、えりか」と言い、ファッション部に入ると言いました。
 喜んだえりかは、つぼみに抱きついた後、買い物中であることを思い出し、二人に礼を言って去りました。
 その直後、シフレが「こころの種が産まれそうです」と言って、尻を振って種を出します。そして、コフレが胸のハートマークから出した「こころポット」にその種を納めました。
 帰り道、つぼみは薫子に、「プリキュアになったおかげで、少し変われたような気がする」と喜びます。それを聞いた薫子は、それに対しては喜びますが、「本当はつぼみを危険な目にあわせたくなかった」と祖母として、孫娘に対する心配も口にします。
 しかし続いて今度は「先輩プリキュア」として、闘いへの心構えおよび、プリキュアになることにより成長出来る、と激励しました。
 それを聞いて、つぼみは「頑張るぞー!」と気合を入れますが、勢い余って転びます。それをみて、四人が笑う、というところで話が終わりました。

 題名の通り、前半部は「史上最弱のプリキュア・つぼみ」が描かれていました。従来のシリーズはは、変身した事には驚くものの、あとは勝手に技が出て最初の敵を倒していました。しかし、今回は一度、「中身はつぼみのままのキュアブロッサム」を描いていました。
 そして、祖母の励ましや、えりかへの心配、花を思いやる心になどにより、逃げ続けていた、つぼみが、自らの意志と力で敵を撃退したわけです。そのあたりの描写が面白く、初めて敵を倒すのに、2話使っただけの事はある、と思いました。
 また、祖母である薫子が、あっさりかつてプリキュアであった事を明かした、というのも面白いと思いました。一番最初のシリーズで、ほのかの祖母・さなえが「先代のプリキュアだったかもしれない」という伏線を引いたものの、結局未消化のまま終わった、という事がありました。今回、冒頭から「元プリキュア」が出てくることにより、そこで描けなかった話が色々楽しめるのでは、と思っています。
 そして、最後の場面で、その薫子が、先輩プリキュアとして訓示を行いつつ、かわいい孫娘を危険な目にあわせたくない、という祖母としての心情を語る、という描写も印象に残りました。
 そして、二度目の闘いの前、つぼみがココロパヒュームを落としたのを拾っていたにも関わらず、本人の闘う意志を確認するまで渡さなかった、という描写も、その心情に通じるものなのだろう、と思いました。
 全体的には闘いと設定説明中心の回で、特にえりかはほとんど出番はありませんでした。しかしながら、その短い出番で、彼女の様々な心情が巧く描かれていたのも印象に残りました。
 というわけで、色々な意味で今後の期待がさらに膨らむ話でした。ただ、シフレの「こころの種出産」だけは、今からでも描写を見直すべきだ、と思いました。
 次回は、ファッション部で頑張りつつ、つぼみの勧誘で、えりかがプリキュアに変身する話です。その話の流れの中、えりかがどのように描かれるか、楽しみにしています。

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