HeartCatch第1話

 冒頭、キュアムーンライトとダークプリキュアの闘い、という場面から始まりました。ダークプリキュアが勝利するものの、目的である「こころの大樹」は、変身が解けたムーンライトが最後の力で守ります。
 ここで、場面は車の中に変わり、これまでの闘いが、主人公・花咲つぼみの夢であった事が明かされます。そして、引越し中だった、つぼみと父母は新たな家に到着、出迎えた祖母・薫子に抱きつきました。

 OP終了後は、つぼみの初登校に。転校を機に、これまでの内気で引っ込み思案の自分を変えようと心に決めています。しかし、校庭で四葉のクローバーを見つけて一人で喜び、「ファイト!」などと独り言を叫び、周りに驚かれて赤面してしまいます。
 さらに、新たなクラスで自己紹介となります。しかし、黒板を名前に書き、いざ大声で自己紹介をしようとすると、一番後ろの席に座っていた来海えりかから、「字が小さくて読めません!」と突っ込まれていきなり詰まってしまいます。
 担任の鶴崎先生は、書き直しを命じつつ、「文字が控えめだ」とフォローを入れます。それで再び自己紹介しますが、えりかはそのフォローを逆用して、「声も控えめ」と再び突っ込みました。
 さらに、授業中でも関わらず、以前住んでいた場所などを尋ねてきます。しかも、鶴崎先生が気づくと、自分一人勉強に戻り、つぼみが一人注意されます。
 さらに、休み時間にはいきなり、「つぼみ」と呼びかけ、「まだ親しくないのに」と拒絶されても無視して、「自分も名前で呼んで」と言います。そして、他の級友と弁当を食べている所にも割って入り、最後に食べようととっておいた唐揚げを奪ってしまいます。一連の行動で、つぼみはすっかり苦手意識を持ってしまいました。
 そして放課後、つぼみが廊下を歩いていると、教室の中から、えりかの声が聞こえてきます。そこでは、彼女が主催している「ファッション部」の部員が、えりかに退部の話をしていました。
 「これでは同好会になってしまう」と、えりかは落ち込みますが、外を歩くつぼみを発見。早速勧誘を始めます。園芸部に入りたいと断られると、「家が花屋なんだから」と言います。それを聞いた、つぼみはついに怒り、きっぱりと断りました。
 しかし、その帰り道、えりかはずっと、つぼみについて行きます。先程の勧誘の続きかと思った、つぼみでしたが、実は家が同じ方向なだけでした。そして何と、お互いの家は隣どうしでした。
 えりかは早速、母親に挨拶します。さらに、自宅であるファッションショップに連れていこうとしますが、つぼみはきっぱり断りました。しかし、その断りぶりに自己満足して「変われました」とつぶやいたのを聞きつけると、「変わりたいなら」と結局連れ込みます。そして、試着室で自作の服を着せるなどして、イメチェンさせます。
 その姿を鏡で見て、つぼみは一瞬嬉しそうな顔を見せます。しかし、即座に我に帰り、「自分が変えたいのは性格です」と言って一度は服も突き返します。結局受け取って、出て行っきますが、えりかは一部始終を見ていた、高校生モデルである「モモ姉」にたしなめられ、落ち込みました。
 そして、姉への劣等感を感じながら部屋でふて寝していると、窓の外に、つぼみが現れ、植物の世話をします。部屋まで隣どうしであることを、えりかは喜びますが、くるみはその姿を見るやいなや、中に引っ込んでしまいました。
 しかし、部屋の中では、ベッドの上で、結局貰ったワンピースを抱えて、きつくあたった事を後悔していました。そしてそのままうたた寝し、再びキュアムーンライトとダークプリキュアが闘う夢を見ました。
 目が覚めたつぼみは、眼鏡を外し、貰ったワンピースを着て外に出ます。どうやら、イメチェンして貰ったこと自体は嬉しかったようです。そして、高台にある草原から遥かに見える海を見て、その景色の良さに驚き喜んでいました。
 すると、その時、そらから冒頭の夢に出ていた妖精である、シフレとコフレが空から飛んできて、つぼみの顔面に直撃します。
 そして、追われていると言い、つぼみの胸のところに隠れます。そこに、追っ手であるサソリーナが登場。妖精が来なかったかと尋ね、胸元を見て疑いますが、比較的あっさり去っていきます。
 一方、近くの公園では、えりかが相変わらず姉への不満を言っていました。そこにサソリーナが現れ、再び妖精について尋ねます。対する、えりかの反応は「わ、変な人」でした。
 一瞬呆れるサソリーナですが、えりかの「心の花」がしおれている事に気づき、それを取り出します。すると、「心の花」がガラスケースのような物に入って取り出され、えりか自体は、小さい水晶玉状のものに閉じ込められてしまいました。
 驚きながら、妖精達に説明を聞いた、つぼみは取り返そうとします。そして、サソリーナに、「すみません」と声をかけ、「心の花を返していただけませんでしょうか」と依頼(?)します。
 再び呆れつつも、妖精の存在に気づいたサソリーナは、落ちている人形と、えりかの「心の花」を合体させ、怪物「デザトリアン」を召喚し、つぼみ達を襲わせます。
 デザトリアンは暴れつつ、えりかの悩みである、姉へのコンプレックスと憧れを叫んでいました。しかし、サソリーナは、「そんなくだらない事」」と一蹴します。
 すると、つぼみがそれを聞いて怒り、「堪忍袋の緒が切れましたわ!」と言います。その怒りが、妖精の持っていたココロパヒュームに反応し、妖精たちは、つぼみがプリキュアであることに気づきます。そして、促されるまま「オープンマイハート!」と叫ぶと、つぼみは変身しました。
 姿が変わった事に驚く、つぼみ対し、妖精はプリキュアとして名乗るように促します。どうやら、今回は自己申告制のようです。一瞬戸惑った、つぼみですが、咲いている花を見て、「キュアブロッサム」と名乗る、というところで次回への引きとなりました。

 絵柄と言い、冒頭に出てきた「キュアムーンライト」と「ダークプリキュア」と言い、冒頭から従来シリーズとの違いが大きく打ち出されていました。また、冒頭に戦闘を出すことにより、キュアブロッサムの戦闘を次回にまわし、その分人物描写に時間をかけたのは面白いと思いました。
 その人物描写ですが、つぼみの内面を細かく描きつつ、えりかについても、その奔放な性格と、その影にある姉への劣等感をわかりやすく描き、キャラの基本性格をうまく紹介していました。
 また、積極的に関わろうとする、えりかに対し、それを拒絶しつつも、服を貰った事を一人で喜ぶつぼみなど、心情についても細かく描けていました。あと、えりかの心の花を取り返そうとして、サソリーナに「すみません」と話しかける場面は強く印象に残りました。
 今後、二人の個性がどのように描かれていくのか、また、二人がどのように変わっていくのか、大変楽しみです。
 次回は、今回の続きですが、いざ登場したキュアブロッサムは、まずは惨敗する模様。これまた異色の展開です。どんな話になるのか、期待大です。

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