発売日に秋葉原と隣町の大型書店をまわったものの、どこにもなく、結局アマゾンで買いました。次からは最初からネット注文すべきだと思った次第です。
さて、内容のほうですが、巻頭にカラーでキャラ紹介が、続いて現在発売中のなかよしに載っている「ハートキャッチ」の第1話が掲載されています。
その後、「フレッシュ」のキャラ紹介・ここまでのあらすじの後、なかよしに掲載された漫画、そして8頁の描き下ろし最終回が載っていました。また、上北さんの絵とフリートークが1頁載っています。
その描きおろしですが、アニメと同じ最終決戦をたどってメビウスを倒します。そこから2頁でせつながラビリンスに戻るという事で、別れの挨拶をし、最後はダンスで締める、という逸話が入っていました。
改めて後半部を読み返してみると、「パッションであるせつな」と「イースであったせつな」の繋がりと清算に重点を置いている、という事が分かります。そのために、変身がない話を第8・9話と二回描いたことや、「ミユキにイースであった事を明かす」という逸話を入れています。
実は、連載当時は、この部分にこだわりすぎだとも思っていました。ただ、アニメのほうがこの部分をあまり描かずに終わった事から振り返ると、これはいい補完エピソードだった、と印象が変わりました。
ただ、描き下ろし部分については、残念さが残りました。戦闘と後日談の割合が6.5対1.5となっていますが、今更、メビウスの正体などを描く必要があったのか、と思います。
むしろ、比率を逆にし、最初の1.5頁くらいで戦闘を片付け、残りで、ラビリンスに戻る事を決意したせつなと、それを受け止める三人および、あゆみの話を読みたかったものでした。
なお、フリートークでは、東映アニメーションから「最終回のネタバレ禁止」との通達があり、なかよし掲載版があのような中途半端なものとなった、と書いてありました。
ならばより一層、終盤では闘いを追わずに、第8・9話の流れを引っ張って行けば良かったのでは、と思いました。
毎度の事ですが、4年前の「マックスハート」最終回が名作すぎるので、ついついそれを意識してしまいました。
あと、広告スペースでは、関連商品のほかに、過去の「上北プリキュア」単行本が紹介されていました。うち、「Splash☆Star」については、「第1巻」も映画版も絶版状態で、現在では入手不能となっています。にも関わらず掲載された、という事については、「未収録分も含めた復刻の予定あり」だと勝手に思うことにしました。