「フレッシュプリキュア」は、アニメ24・25話を、上北さんの視点で再構築した話でした。アニメでは、せつながイースだった事は、プリキュア四人と妖精二人のみの秘密にしていますが、こちらでは、ミユキにその事を話し、せつなが謝罪します。あわせて、タルトも「四人目」デマの責任を取り、全身の毛を丸めて土下座していました。
そして、日頃はラブ達の前で明るく振る舞う、せつなですが、早朝、皆に隠れて「河原の石を、離れた荒れ地まで運んで花壇を作る、という作業を行なっていました。自らに課した「懲役」という認識のようです。そこからは、「賽の河原」を連想させられるような悲壮感も伝わってきました。
その結果として、せつなが毎日手に傷を作ることから、異状に気付いた、あゆみは、ラブと二人で、せつなの花壇作りを発見します。
そして、過去に他人の幸せを壊してきた自分と、現在の幸せな自分の整合性を保つために、ただ皆の幸せを考えて生きていく、と言ったせつなに対し、あゆみは、これまでたくさん苦しんだから、うんと幸せになりなさい、と言って抱きしめました。
それを聞いた、せつなは涙しながらも、ある程度吹っ切れた、という感じでした。
アニメに比べると、せつなの「罪の意識」をかなり重く描いていると思いました。その違いは、せつなの表情でしょう。アニメでも24・25話において、せつなは「罪の意識」に苦しみます。しかし、その一方で「みんなで一緒に晩ご飯」やフリスビー遊びに見られるように、今の生活を楽しむ描写がありました。
それに対し、今回の話では、吹っ切りこそしたものの、そのような「心から皆との生活を楽しむ」という描写はありませんでした。
イースの「責任問題」は、せつなが人間社会で生きている限り、ついていく話ではあります。それをより厳しく描く、というのもいいとは思うのですが、同時にそれを背負いつつ新たな生活を楽しむ、せつなも描いてほしかったものだ、と思いました。
「しゅごキャラ!」は新展開に。卒業を控えた、あむ達の生活描写や、なつかしキャラの登場から始まります。今回はこのまま、のんびりした話になるかと思いきや、突然、ラン・スゥ・ミキがいなくなる、という意外な展開になりました。まずは、この三人を探索する所から始まるのでしょうか。
あと、今月号には、PEACH-PITさんが「さよなら絶望先生」キャラのポスターを描く、という企画がある、別冊少年マガジンの広告が一面使って載っていました。そのポスター目当てに別冊マガジンを買う、なかよし読者はどのくらいいるのだろうか、などと思いました。
「わたしに××しなさい!」は、弱点である「眼鏡」を利用されて北見にいびられる雪菜の前に、晶が登場して告白、という展開に。「眼鏡事件」以来、かなり低調になっていますが、これで晶を味方につけて、北見に反撃する展開になると、再び面白くなるのでは、と思っています。
「夢見るエンジェルブルー」は、話が動き出した感じです。服とかの意味は分からないのですが、見ていて楽しいので、もう少し続いてほしいものですが・・・。あと、最終ページに載った謎の「オチ」にも笑いました。
「ミリオンガール」は、いよいよ「闘い」に。百万円を賭ける内容が「タロウくんがハナコさんに告白したが、つきあったかどうか」というのは、別の意味で凄いと思いました。
「どきどき!たまタン」は、宵のUFOの中で見た映画が「入れ墨モノ」だった、という所が強く印象に残りました。本筋のほうは興味が持てないのですが、こういうよく分からない所で奇妙な事をやるので、毎回目が離せません。
最終回の「羊がいっぴき」は、ちょっとした事件があったものの、どちらかと言うと盛り上がりなく終わった、という感じでした。画力よりもキャラで勝負するタイプの作者ですが、本作については、「初対面の少年と同居」「兄の幽霊」など、設定ばかりが先行して、肝心のキャラのほうが描ききれずに終わった、という感じでした。次回作には期待したいところです。
「最強生徒会ツバキヨ」は次回が最終回とのこと。ヒロインはかなり面白いと思ったのですが、これまた超能力設定が先行して、肝心の独特な性格が描ききれなかった、という感じでした。
「地獄少女R」は、「この父にしてこの娘あり」という極悪親子の話。変な男にひっかけられた上に、娘に逆恨みされて地獄送りになったピアニストさんが哀れでなりませんでした。