映画プリキュア5DVD版

 映画でのダークドリームの描写が心に残り、結局DVDも買ってしまいました。基本的な感想は、映画で見た時と同じでした。そして、DVDを見た結果、ダークドリームの描写がいい事に改めて感心させられました。

 「敵」としてのダークドリームですが、炎に包まれて変身したところの描写と、のぞみを吹っ飛ばした後、勝ち誇るように立っている姿が、視覚的に楽しめました。
 一方、「友達」としてのダークドリームでは、のぞみに手をさしのべられて、それを座って見ている場面と、最後の「大好き・・・だからかな?」の場面が特に心に残りました。
 最初は単に「倒す対象」として見ていた、のぞみの笑顔に興味を持ち、闘いながらの会話で、その人柄に魅かれたのでしょうか。本来なら、そのあたりの具体的な描写がほしかったところですが、それを割り引いて考えても、十分にその心の動きが伝わってきました。
 特に、最後の「違う形で出会っていたら良かったのに」の所は、何度見ても、心に響くものがありました。
 あと、その場面でのダークドリームの手が、一度、のぞみの顔の近くまでいってから、手を握ります。考え過ぎかもしれませんが、一瞬、顔を触りたかったけれど、遠慮して手にしたのかな、などと思いました。
 話の最後で、のぞみが、ダークドリームだったクリスタルを見ている場面があります。そこで、のぞみの表情が描かれていないのですが、あれは、「ハッピーエンドの場面で泣き顔だと、子供達が変に思う」という事であえてあのような形にしたのでしょうか。
 実際の所は分かりませんし、折角なら表情も描いて欲しいとは思いました。とはいえ、会話だけでも、のぞみの哀しさが伝わってきました。最後がそのクリスタルの描写だった事も含め、いい終え方でした。

 せっかく、あれだけのキャラを作ったのだから、闘いの前・最中・後を含め、もっと巧く描けたのでは、とは思いました。もっとも、贅沢を言えばきりがありません。
 あのような、華麗で、強くて、それでいて心優しい、ダークドリームというキャラを堪能できただけで、DVDを購入した価値は十二分にある、と思えた作品でした。

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