SS第7話・カレハーン、散る

 いよいよ最終通告をされたカレハーン。ついに奥の手を発動をアクダイカーンに誓います。果たしてどんな「奥の手」かと期待したのですが、なんと「木・ウザイナーと一体化する」という、「無印第8話」でゲキドラーゴが使った攻撃の焼き直しでした。
 一応、「精霊の力を吸い取る」という能力もつけていましたが、最後は二人の力を吸いきれずに失敗。さらに「全てを枯れさせる力」を発動するも、逆に咲と舞の「町を守る」という危機感による能力上昇をうながすという、全くの逆効果に終わってしまいます。
 もっとも、これはカレハーンのみに責を負わせるわけにはいきません。プリキュアが想定以上に強い以上、ただ「早くしろ」と言われてもどうなるものでもありません。ちょうど2年前の「無印第7話」では、ジャアクキングですら、ゲキドラーゴに助言を与えていました。その上、口ばかりでなんにもしないゴーヤーンみたいなのに、好き放題させているのですから、環境的には最悪です。まあ、しょせん「キング」と「代官」では器が違う、という事でしょうか。

 というわけで、身内に足を引っ張られたような感じで自滅したカレハーンですが、最後の最後で意地を見せます。もはや残された力はほとんどないのですが、咲と舞に突撃しようとします。しかし、当たる直前に最後の力もつき、本来の姿である枯葉となって散っていきました。
 カレハーンとて、残された力で勝てない事および、仮に勝っても自分が生きながらえる事はできない事は分かっていたでしょう。にも関わらず、この最後の突撃をしたのは、アクダイカーンのためではなく、彼自身の意地だったのでは、と思います。また、そのおかげで、彼は美しく散ることができました。まあ、元が枯葉なだけに、散り際の演出はうまい、という事もあるのでしょうが・・・。
 というわけで、カレハーンは退場し、次はカルメン風の炎の女が出てくるみたいです。ただ、この「アクダイカーン・ゴーヤーン体制」が変わらなければ、結果は同じでしょう。
 なお、それ以外の部分については、「泉の復活のさせかた」の説明が主で、咲とみのりの、ダブル「絶好調ナリー」くらいしか見所はありませんでした。

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