冒頭で、戦闘終了後の逸話が描かれていました。
惑星サマーンでは、住民にランキングをつけて管理する仕組みが撤廃されていました。夏に羽衣ララが戻ってきたときの一連の事件が、サマーンのディストピアを変えるきっかけになったようです。
一方、レインボー星では、ユニがアイワーンの協力もあって、石化された仲間たちを元に戻していました。
その後、羽衣ララとユニが地球に戻り、ショボい相手との戦闘が発生し、それに新プリキュアが共闘するという、2017年以降の最終回パターンに入りました。
この時点では、かなりいい最終回になるのでは、といろいろと期待していました。
しかし、実はこの戦闘は、10数年後に「日本初の国産有人ロケット宇宙飛行士」となった星奈ひかるが、ロケット発射の前の日に見た夢、というオチでした。
そして、大人になった他の四人や敵キャラが描かれ、無事、星奈ひかるが宇宙旅行に成功する、みたいな感じで話を終えていました。
前半と後半の落差に驚かされました。
まあ、日常やキャラクターを描いた話は面白いのに、「宇宙に行く話」となると、途端につまらなくなるという、このシリーズの「らしさ」を目一杯描いていた最終回と言えるな、とも思ったりしました。
なんかすっかり、最終回の後半で「大人になったプリキュア」を描くのが定番となりましたが、はっきり言って、最初の「魔法使い」を除けば、その描写でいいと思った事はありません。
後日談を描くのはいいのですが、せめて一年後くらいにとどめておいてほしいものだ、とより強く思いました。
あと、香具矢冬貴が総理大臣になっていた、というオチには驚きました。
「なんであんな毒親オヤジが…」と一瞬呆れたのですが、直後に自分が暮らしている世の中における現実の総理大臣を思い出し、「まあ、あれよりはマシかな」と思ったりもしました。
この一年間、本当に面白い話と、そうでない話がくっきり別れていて、かなり不思議な気分を味わいました。
それだけに、「こうしておけば…」という勿体なさもひとしおにあります。
時間があったら、それをはじめとする、シリーズ全体の雑感も書いてみたいと思っています。