「HUGっと」第33話

 若宮アンリをメインにした話でした。
 リストルが社長決済を受けたあと、クライアス社へのスカウトに現れます。
 いったんは断ったものの、足の故障や自分の属性に関する悩みなどから、クライアス社に入る可能性を暗示させるような終わり方をしていた話でした。
 あわせて、そのクライアス社を退職したパップルの事業が軌道に乗りつつある事を描いた話でもありました。

 自分的に、一番印象に残ったのは、愛崎えみるとルールーが、パップルのマネジメントを受け入れていた、という事でした。
 二人はこれまでずっと断り続けていたのですが、パップル達の粘り強い交渉と情熱に心を開いたという事でしょうか。
 また、その結果、アイドルとしての人気が上昇し、パップルのプロデューサーとしての能力の高さが立証された事も嬉しい事でした。
 今回は出番はありませんでしたが、その陰には、チャラリートやダイガンの地道な努力もあったのだろう、と思っています。
 さらに、愛崎えみるとルールーがレポーターに向かないと知るや、即座に野乃はなと薬師寺さあやを代役として手配し、無事番組を成立させた手腕にも感心させられました。
 特に、薬師寺れいらの娘として注目度が高く、先日のCMでブレイクした薬師寺さあやを所属タレントにしたのは、会社的に大きいでしょう。
 TVプロデューサーともすっかりツーカーになっていたのも実績の現れと思います。今後とも、事業が順調に大きくなることが非常に期待でき、嬉しい限りでした。

 さて主題のほうの若宮アンリですが、こちらについては、ちょっと盛り込みすぎみたいに見えました。
 背が伸びることや声がわりに対する嫌悪感みたいな発言もありましたが、このあたりは、よほどしっかり作らないと、作りての意図に反した結果になる危険性があります。
 もし、この設定を今後も扱うなら、そのあたりをきちんと気をつけて描き続けることができるのか、と少々心配になりました。
 また、最後のところでは、リストルのスカウトに応じる可能性が描かれていました。
 ジョージ=クライ社長のほうも何かを知っているようです。
 どうなるのか解りませんが、率直に言って、すでにクライアス社のメンバーは社長からバイトまであわせ、11人も登場しており、プリキュアシリーズ最高人数を更新しています。
 それだけに、もう増やす必要はないのでは、というのが率直な思いです。

 次回は、野乃ことりが、キュアエールの正体を疑う話です。
 自分的には、すでに何人もが知っているので、いまさらプリキュアの正体を隠さなくてもいいのでは、などと思っています。いずれにせよ、彼女の良さが描かれる話になればと思っています。