単行本「Hugっとプリキュア」1巻

 8月恒例の、単行本1巻が発売されました。今回も、「特装版」には小冊子描きおろしがついていました。
 単行本の楽しみである、描きおろしイラストでは、野乃はな、大道寺さあや、輝木ほまれの三人が、お互いハグしあう、という趣向がありました。
 三人の位置関係の描き方が面白いと思いました。

 単行本の描きおろしは、ルールーと同じ、クライアス社を脱走した男性型アンドロイドが、愛崎えみるを洗脳する、という感じの話でした。
 筋立て的には、昨年の「プリアラ」1巻同様、オリジナルの敵キャラが、強い絆の二人の間に入っていく、という流れでした。
 ただ、昨年と違い、オリキャラの精神攻撃がちょっと陰湿なのと、愛崎えみるの描き方に「強さ」が感じられなかった事があり、あまりすっきりした読後感はありませんでした。

 描きおろし小冊子は、15周年記念イベントでした。こちらも、昨年と同じシチュエーションで、司会も昨年に続き、ブンビーが務めていました。
 昨年と違い、プリキュアをシャッフルして、音楽・ファッションなどでチームを組ませる、という趣向でした。
 一部には、顔が描かれていないキャラもいました。まあ、55人もいるから仕方ないでしょう。
 そして最後に出てきたのは、日向咲と美翔舞、相田マナと菱川六花、剣城あきらと琴爪ゆかりのペア三組でした。
 以前から、上北さんが、思いを込めて描いているペアです。その愛情の深さに、改めて感心させられました。

 それにしても、一ヶ月でいつもの雑誌用に加え、単行本用・小冊子用の描きおろし、というのはかなりハードスケジュールなのでは、と思います。
 率直に言って、単行本発売前は、雑誌連載はお休みでもいいのでは、とも思いました。