「HUGっと」第27話

 24話で伏線が張られていた、担任教師夫婦の出産話でした。
 また、オチで、ドクター=トラウムが、ルールーの「親」だった事が明かされた話でもありました。
 これまで特に存在感のなかった担任教師がメインを張り、前半はそれに加えて野乃森太郎とチャラリートが目立ち、後半は出産する配偶者が目立っていました。
 その一方でプリキュアのほうは、野乃はなと大道寺さあやには、ちょっと出番があり、他の三人にはあまり目立った描写がない、という異色の話でした。

 いろいろと謎が多い話ですが、一番不思議なのは、「なぜ父親修行をするのに、ホームセンターでタダ働きしなければならないのか?」という事でした。
 おそらくはそのような「修行」をした父親は地球上にいないのでは、と思いました。
 しかも、その「修行中」に配偶者が産気づいて病院に行き、実際に産まれたわけです。
 ようはこの日は予定日前後だったわけです。そんなときに、付き添いを生徒にやらせ、自分はホームセンターでタダ働きする、というのはかなりまずい行為です。
 他の言動も含め、「初の出産を控えた父親としてやってはいけない事の見本」を描きたかったのだろうか、と不思議な気分になりました。
 あと話は変わりますが、担任教師に相談されて、当然のようにタダ働きさせ、さらにはよくわからない理由で通りかかったチャラリートもタダ働きさせた野乃森太郎は、ある意味天才的な「ブラック店長」だと思いました。

 戦闘では、大道寺さあやが、「赤ちゃんを刺激させないために音を出さない」ことにこだわります。
 そこで、てっきり、とどめは静音バージョンのフェザーブラストを初公開、かと思っていました。
 ところが、よりによって一番音の出るツインラブロックビートで締めたのですから、これまた驚きました。

 そういうわけで、キャラの扱い・日常描写・戦闘とも不思議なところが多く、狐につままれたような視聴感が残りました。
 次回は、輝木ほまれの飼い犬が猫に恋をする話です。これまた意外なキャラをメインに据えるものだと驚きました。どんな話になるのか、気になるところです。