漫画「プリキュアアラモード」1巻別冊

 歴代のプリキュアが勢揃いして、ビーチで行われたイベント・コンテストに参加する、という話でした。
 一コマずつですが、歴代プリキュアのチームが描かれていました。
 そして、その司会を任されたのはブンビーでした。この人選にまず感心させられました。

 歴代プリキュアの「ショー」ですが、最初に出てきた無印・MAXハートチームが科学実験、スイートチームがバンド演奏、魔法つかいチームが魔法の披露で、あとはダンスショーでした。
 「5」チームは、漫画で描かれたリンボーダンスを10年ぶりに披露していました。

 自分的に一番印象に残ったのは、やはり「Splash☆Star」チームでした。
 衣装は「天女の羽衣」なのですが、これは、キュラブライトとキュアウィンディに通じるものがあります。そして、最終戦闘では、霧生満と霧生薫がその服装で闘ったものでした。
 そして今回も、日向咲・美翔舞に加え、日向みのりもチームの一員として出ていました。
 上北ふたごさんは、「S☆S」キャラを出す時、必ずこの五人を描いていました。ある話では、モブキャラとして、この五人を描いていた事もありました。
 その強い思い入れを感じ、大変幸せな気分になることができました。

 そして、その歴代プリキュアを制して優勝したのは、レギーネ・ビブリス・ミズ=シタターレ・モエルンバの「敵キャラチーム」でした。彼女・彼のダンスが審査委員である海藤わたるの心に響いたようでした。
 このオチも予想通りとは言え、大変楽しめました。
 また、最後のページでは、プリキュア全員で花火を見る場面がありました。基本的に、同じシリーズのプリキュアで並んでいるのですが、「プリンセス」は、春野はるかと海藤みなみペアと、天ノ川きらら・紅城トワペアが、離れていました。
 そして、琴爪ゆかりと剣城あきらも、中学生四人と距離を取って並んでいました。
 この位置取りには興味深いものがありました。

 ぜひともアニメ化してほしいものだ、と強く思った傑作短編でした。