立神あおい話でした。
彼女のバンドがいきなり泊りがけで行われる大規模ロックフェスに出演するものの、憧れていた岬あやねに完敗し、その心の闇をエリシオに付け込まれる、という展開でした。
宇佐美いちか、キラ星シエルに続き、立神あおいが「生気を失った目」をしていました。残りの三人にも、この目になる展開があるのだろうか、と思ったりしました。
端的に言えば、ロックフェスで不完全燃焼だった上に、グミづくりでも失敗して落ち込んだ立神あおいが、ヤケ酒を飲んで暴れたような話でした。
酒の代わりが、エリシオの闇の力だったわけです。
そのいわゆる「闇堕ち」から逆算して作られていた感じで、話自体は正直ピンときませんでした。
特に違和感があったのは、サインを求められたりして失望した岬あやねの描写でした。
立神あおいが仮にプロのミュージシャンだとしても、憧れていた大先輩ですから、会って感激し、サインを求めても問題があるとは思えません。
余談ですが、ある元一流プロ野球投手の自伝を読んだら、同世代の落合博満選手(当時)と、18歳年下のイチロー選手からサインを貰った、という逸話もありました。したがって「サインを求めるなんてダメ」は成り立たないと思います。
「夢がかなった」という言葉にも失望していたようですが、当然ながら、これで立神あおいのミュージシャンとしての夢が完結したわけではなく、次なる新たな夢を持つだろう、という事くらい、ちょっと考えればわかるはずです。
率直に言って、「立神あおいヤケ酒展開」を作るために、無理やり岬あやねのキャラを歪めた、という感じでした。
次々回は、25話と今回の続き、という感じで、エリシオが琴爪ゆかりに精神攻撃をする話だそうです。
そこでの驚異的な展開の伏線がこの話だった、という結果になることを願っています。
そして、次回は有栖川ひまり話です。グレイブ回なので安心して見れそうです。
メインを張る時は、強烈な個性や成長を見せる彼女が、今度は何をやってくれるのか、今から楽しみです。