アラモード12話

 新敵キャラ・ジュリオ(黒樹リオ)が本格的に活動し始めた話でした。
 また、プリキュアの戦闘方法の描き方にも変化が生じ、話が第二段階に入ってきたのだな、と色々な所で感じさせられた話でした。
 ジュリオの変身した黒樹リオは、いわゆる完璧超人キャラです。サッカーでその能力を知らしめるあたり、無印のキリヤを思い出したりもしました。

 あと、えらく女性にモテていました。そのうち、五人組のファンクラブが登場するのでは、と思ったほどでした。
 その一方で、話の後半では、神楽坂りさが、さほど意識せず、普通の友達みたいな感じで接していたのも興味深いと思いました。当初の大人気ぶりは物珍しさが大きな割合を占めていたのでしょうか。
 また、過去にスイーツ作りをしており、技量も高いこと、それがなぜか嫌になり、キラキラルを悪用するようになった事なども、興味深い設定だと思いました。
 また、宇佐美いちかのハイタッチに思わず応じてしまったという描写も気になります。
 高い確率で中盤に「光堕ち」しそうですが、そこから、キリヤみたいに去るのか、黒樹リオとしてプリキュアをサポートするのか、はたまた実は女性で六人目のプリキュアになるのか、など、今後、どうなるかが非常に気になるところです。

 戦闘においては、前回はじめて五人の合体技が出ましたが、今回は、宇佐美いちかの単独技が出ました。
 これまでの、悪い妖精との闘いでは、漠然とキラキラルを使っていた感じですが、第二段階として、技や闘い方が確立していきそうな感じです。
 開始当初は戦闘シーンにやや物足りなさを感じていましたが、このような進化を前提にしていた描写だったのだな、と納得できました。
 また、宇佐美いちかの単独技開発に、黒樹リオに教わった製菓技術が使われた、というのも面白いと思いました。

 あと、あまり出番がなかったながら、直感的な感じで、黒樹リオに警戒心を持った琴爪ゆかりの描写も印象に残りました。戦闘でも、ジュリオの武器がキラキラルでできている事を即座に見抜くなど、さりげなく「キラキラルに対する理解が一番深い」という設定を描いていたのも面白いと思いました。
 次回は、有栖川ひまりが商店街の宣伝動画でリポーターデビューする話です。
 初登場の時を除けば、彼女の個性が描かれる場面はあまりありませんでした。それだけに、この「主役回」でどのような活躍を見せるのか、今から大変楽しみです。