前回、サーキュラスとの戦いの最中で終わり、「次回に続く」かと思っていたのですが、いきなり洋館から始まりました。一瞬、一週間見忘れたか?と思ってしまいました。
その洋館では、執事ザケンナーが掃除、謎の少年はラジコンカーで遊んでいます。その中で、サーキュラスが立ちつくしてルミナスの事を考えていると、いきなり、二番目の敵・ウラガノスが扉を壊して現れます。固太り系で赤ら顔に髭といういでたちは、中国の「鍾馗様」みたいです。第6話で登場なだけに、ゲキドラーゴと同じ力押しキャラなのでしょうか。
その一方、常に無表情のサーキュラスと対照的に、謎の少年がラジコンカーを飛ばしたら、笑顔(?)で拾って渡すなどといった、人間味らしいところもありました。いずれにせよ、今週は洋館ギャグはありませんでした。
投稿者: OONO
第39話・キッシュ、壊れだす
冒頭、前回の失敗でディープブルーがパイとタルトを叱責します。一方、傷の癒えないキッシュは、体調不良のなか、母星の住民たちへの責任感と、いちごへの想いと恨みがゴッチャになって、精神的に不安定になっていました。
一方、パイが史上最強とも言えるキメラアニマを作成しました。これまでのただ攻撃してきたのとは桁が違います。その能力は「夢を操る」です。まず、タルトの協力であっさりいちごを捕獲し、眠らせました。そのキメラアニマは眠らせた相手の夢を支配し、しかもその相手に化ける事ができます。そして、いちごに化けてカフェミュウミュウへ。ちょうど年末の打ち上げでケーキバイキングという、素の出る状態だったにも関わらず、他の四人も白金も赤坂にも偽者とは気づかれない、完璧な変装です。
そして、白金・赤坂のいない隙をついて、四人を「いちごの夢の中」に閉じ込めます。四人も変身はしますが、相手の作った空間の中なので、戦いになりません。ミントアローもプリングリングインフェルノも、全て跳ね返されます。
後は、眠っているいちごを殺せば、「夢の中」の四人もまとめて殺せます。勝利を確信していちごにトドメを刺そうとするパイ。しかし、そこに意外な妨害者が出現しました。
それは冒頭で錯乱しかけていたキッシュでした。「いちごを壊すのはボクだ」などと言いながら、いちごを攻撃しますが、その結果はいちごの拘束が解けただけ。その結果、目覚めたいちごの前にキメラアニマはあっさり倒されてしまいます。キッシュは自らいちごを倒そうとしますが、心身ともガタガタなだけに話になりません。武器を落とされて倒れこみます。
そのキッシュを助けたパイとタルトは、改めて自分たちと仲間のために、人類を殲滅すると宣言。その仲間や故郷に対する想いに、ミュウミュウ達は「彼らに感情があった」と今更ながら驚くのでした。
第38話・ずっと気づいていた青山
さて、久々に本物のミュウアクアを巡った総力戦が始まりました。「エイリアン」の三人はミュウアクアにエネルギー波を注入します。それを見た白金は、ミュウアクアの暴発を防ぐために歩鈴にプリングリングインフェルノでミュウアクアの保護を命じますが、これは「エイリアン」の罠でした。プリングリングの中でエネルギーが逃げ場を失い、全てミュウアクアにぶつかります。その結果、半径160kmが消滅、という赤坂の試算が出てしまいました。ここのところ、ミュウアクア探索でも失敗続きだった白金の判断ミスが、またまた出てしまったようです。
まんまと作戦に成功したキッシュは、改めて「地球の本来の住人は自分たちで、人間たちはその地球を汚しまくった」と一連の「人類排除作戦」の正当性を主張します。それに対し、白金は「自分は両親を殺された」に始まって、「『エイリアン』の事情がなんであろうと、愛するものを失っていいわけがない」などと主張します。しかし、それを聞いた『エイリアン』たちは反応すらしません。彼らにとっては何の意味もない発言だからです。それどころか、ざくろさんにも「くさい演説」と罵倒されます。とにもかくにもこの戦いでの白金は悲惨すぎます。
第37話・青山の遅効性の毒舌
いちごと青山がデート。いちごは遅れ、青山は本を読みながら待っていました。その本について尋ねたいちごに対し、青山は「ゴミのリサイクルに関する本」と説明。久々の環境ヲタクぶりを発揮します。それに対し、いちごは、「自分も家でゴミの分別をやっている。近所の人と一緒にやろうかと考えている」などとあまり理解せずに話をあわせようとします。すると、青山は即座に「市民レベルの活動の難しさ」について高度な知識を披露します。その内容は、いちごのような「思いつきで環境運動をやろうとした人」に対する痛烈な批判です。「やっているうちに大変になるけど、周囲を巻き込んでいるからやめられない」と手段が目的化して苦痛になった事例を説明しました。
しかし、いちごは青山の言っている事を理解できません。適当に「できることをやればいいってことね」と返します。すると青山は笑って「いちごはある意味天才だ」みたいな事を言いました。そしてその後、話を変えて、クリスマスデートを誘います。
この会話、よくよく聞いていると、非常に意味深です。青山はいちごの付け焼刃的「環境保護」を厳しく論破しています。しかし、青山の言う言葉が複雑すぎたために、いちごには論破どころか、批判された事すら理解できていません。それが分かった青山は「ある意味天才」などと、さらにきつい事をに言うわけです。
その事に一切気づかず、ただ、クリスマスデートに誘われた事を喜んでいるいちご。その調子でカフェミュウミュウでも浮かれっぱなしです。ところが、みんとの「また(東京タワーの時のように)遅刻してないても知りませんわ」というツッコミを受けると、いきなり一変し、深く落ち込みます。突っ込んだみんとを始め、れたす・歩鈴にもなぜ落ち込んだか理解できません。
Max第5話・長老と番人、将棋を指す
前話からの引きで、ひかりがポルンの力を得て、「シャイニールミナス」に変身しました。そして自分でもよく状況を理解できないまま、プリキュアに力を与えて、「エキストリーム・ルミナリア」を発動。前話途中から出てきたザケンナーを撃退します。
それを見ていた長老は、クイーンの化身として現れたシャイニールミナスに驚くと同時に、サーキュラスの力に驚き、あっさり光の園に帰ります。帰るのは結構なのですが、これまでのなぎさ邸でのドタバタを考えると、「帰る気あるなら、最初から帰っておけ」と突っ込みたくなります。
そして光の園に戻った二人は虹の園でいつの間にか学んだ将棋を対局。長老はタダの所に角を打った挙句、番人のあまり有効そうにはには見えない王手にビビり、「待った」を要求し、番人に「待ったなし」と突っ込まれます。なんか昭和30年代の四コマ漫画みたいな描写でした。
なかよし4月号
今月、最も印象に残ったセリフは、ひかりの「なぎささん、あのぉ・・・・ふじ・・富士山参拝って興味ないですか?」でした。アニメでは「クイーンの声」のせいで言動が電波になっている彼女ですが、漫画でも「不思議な言動キャラ」としての道を歩むのでしょうか。
この「富士山参拝」はひかりと藤P先輩の仲を心配するなぎさに「ふじ」という言葉で誤解させるために作られたセリフです。とはいえ、数多くある「ふじ」で始まる言葉から、「富士山参拝って好きですか?」を選ぶとは並でありません。もしなぎさが同意したら、一緒に杖持って、登山していたのでしょうか?それはそれで見てみたい場面ではありますが・・・。
なお、月刊連載という事もあり、アニメでは4話やっていまだに明かされていないひかりの設定を、扉の1頁で簡潔に説明してくれていました。この明快さがアニメにもほしいものです。
あと、恋に破れたと思い込んで、それを紛らわせるためにひたすらラクロスに打ち込むなぎさの描写もうまいと思いました。
第36話・白金と赤坂の過去
前半は、ネコ化ネタのドタバタもの。後半は白金・赤坂の回想を軸にしたシリアス(?)もの、という変わった構成の話です。
久々にネコ化しまくり、戻るためにメス犬にキスしようとしたら、その旦那に襲われるいちご、その危機をまた謎のネコ「アルト」に助けられましたが、その直後、その「アルト」の正体が白金である事が判明します。
なぜ白金がネコに、というところで、回想になります。それによると、白金は日本人の考古学者と金髪碧眼のアメリカ人女性の間に生まれてアメリカ在住。邸宅兼研究所では父の助手兼紅茶淹れ係の赤坂が勤務しています。このあたり、漫画でもほぼ同じ回想があるのですが、微妙なところで相違点があり、興味深いです。
Max第4話・ひかりの電波度アップ
冒頭の回想場面は、第2話のものでした。何も自ら第3話の存在意義の薄さを証明しなくても、という気分になります。
今回の洋館ギャグは、執事ザケンナーコンビが少年に玩具の片付け方を指導。普段とは違い、小柄のほうがふざけて、長身のほうが「被害者」になります。
そこにサーキュラスが登場。この人、表情の変化がないため、洋館で少年を見ている表情も、プリキュアと闘っている時も同じ顔をしています。そのため、怒りのオーラを纏っているように見え、てっきり、先週の注意を忘れ、少年が怪我しかねない遊びをしている執事ザケンナーを一喝するかと期待(?)していたのですが、特に何もしませんでした。彼は先代の住人と違い、洋館ギャグに加わる気はないようです。
更新について
週末出かけるので、次回は月曜から火曜にかけて更新する予定です。
第35話・神の作監、邪神の脚本
通算4回目の石野聡さんの作監作品です。というわけで、絵は素晴らしいのですが、それと180度反対の方向の「物凄い」脚本も、別の意味で忘れられません。石野さんも原画集(完売・古同人誌屋でたまに見かけます)で、「この脚本にOKが出たのかいまだに疑問」と書かれています。
今回の話は「ももか」という、ざくろさんにあこがれ、両親が仕事で忙しいために常に孤独、という設定の幼女がゲストキャラが出てきます。したがって、ほぼ全編彼女が出続けるのですが、その出し方が凄すぎます。まず冒頭で「ももかのキッズハウスがカフェミュウミュウにケーキの出前を頼んだ」という設定で、いちごが彼女と出会います。次に、ざくろさんが仕事の打ち合わせにレストランに行くと、偶然すぐそこのテーブルで、一人で座っている彼女を見かけるのです。そしてさらに、ミュウアクア探索のために、五人が公園に行くと、さらに偶然な事にそこで彼女が遠足をしているのです。「ご都合主義」という言葉で語るのも憚られるほどの展開。某映画監督風に言えば、「この脚本は狂気に近い才能を持った天才に違いない!」とでもなるのでしょう。
これだけでも十分すごいのですが、さらに不可解なのは、この「ももか」をざくろさんに結びつける場面。一人で寂しくしている彼女を見たざくろさんは、幼い頃の自分を思い出します。同じように、一人で食事をする幼少時のざくろさん・・・。それはいいのですが、ではなぜ彼女が一人で寂しく食事をしていたのか、という説明は一切ありません。視聴者は各自でざくろさんが孤独だった理由を推測しなければならないのです。ちなみに、この謎は、放映終了までついぞ明かされる事はありませんでした。