Smile第7話

 学校でキャンディのためにキュアデコルを使っていたら、そこに友達に声をかけられた、という事がきっかけで、「誰にも邪魔されずプリキュアの事を話せる秘密基地を探す」という展開でした。
 最初は「ふしぎ図書館」でいいのでは、という事になりかけます。しかし、一度は、各人それぞれが自分の理想とする「秘密基地」を提示する、という流れになります。
 しかし、どこにも問題があり、結局は「ふしぎ図書館」に落ち着く、という形でまとまる、という話でした。

 冒頭部分でここで声をかけてきた女の子は、EDに名前があった「金本ひろこ」と「尾ノ後きよみ」かと思われます。今後、レギュラーになるのでしょうか。ちなみに、きよみさんの苗字は「おのうしろ」と読むようです。なぜこんな凝った苗字にしたのか、気になりました。
 それはともかく、皆が自分の部屋から、「ふしぎ図書館」に向かいます。ここでは、ホットプレートを背負うなど、お好み焼きセットを完備し、本を「ちゅうちゅうたこかいな」と言いながら動かした、あかねの描写が楽しめました。
 続いて、秘密基地決定会議ですが、最初は、あかねが「ここ(ふしぎ図書館)でええのとちゃう?」と提案します。しかし、転ぶなどの事故が発生し、あかね自らダメだししたために、場所探しとなります。その事故ですが、やよいを助けようとした、あかねが転び、なおの服につかまろうとして道連れにしてしまいます。それを後ろから、なおを助けようと腰につかまった、れいかもろとも、三人が落ちる、という状況でした。この描写がなぜか印象に残りました。
 さて、候補地ですが、いの一番で、れいかが「富士山の頂上」を提案した、というのが面白いと思いました。持参した「道」と書かれた掛け軸も含め、最初からここにしたいと強く思っていたのでしょう。
 その理由として挙げた、「プリキュア道の厳しさ」などから、彼女のストイックな性格が伝わってきます。一方で、だからといって、富士山の頂上を選ぶあたりに、彼女のややズレた感性が伝わりました。
 第5話までの言動には、このような兆候はありませんでした。そして、役職などの事もあり、てっきり、「一番の常識派」だと思っていました。ところが、前回、「決めポーズ」に賛同したあたりでちょっと印象が変わり、今回の件で実は、ある意味一番突飛な感覚の持ち主なのでは、と思うようになりました。
 これまで成績優秀な委員長という立場に合わせたふるまいをしていたのが、秘密を共有する特別な友人グループが出来たため、その中ではある程度タガを外して「本当の自分」を出している、というのもあるのでしょう。

 やよいの「特撮映画の司令部セット」はそのものズバリ、という感じでした。また、なおの「ぬいぐるみショップ」ですが、その理由を、れいかに「なおは小さい頃から可愛い物がすきだから」と語らせたのは上手いと思いました。
 この描写で、なおの趣味を伝えるのと同時に、二人が幼なじみであり、他の人には「敬語+さん付け」で会話する、れいかが、なおにだけは、「タメ口+呼び捨て」であることを上手く伝えていると思いました。
 あと、着くやいなや、持参のバスケットからお菓子を出そうとしたところにも、彼女の面倒見の良さと気配りを感じることができました。
 あかねの動物園のゴリラ飼育場は、ぬいぐるみショップでも見せたゴリラ好きに加え、ウケ狙いのギャグ、という感じでした。また、この場面では、ゴリラに襲われかけながらも、れいかが「絵に描いた本はうごかせないわね」と言い、やよいに「れいかちゃん、冷静すぎ」と突っ込まれる描写が楽しめました。
 で、最後は、みゆきになります。彼女が一番好きな本が「赤毛のアン」であり、「秘密の場所で、アンとダイアナが親友の約束をした」という逸話が好きだから、という事で、自分も幼少時に住んでいた所に「秘密の場所」を作っていました。そのため、そこを提案します。
 それを、今回の事を機に、四人と同じ事をやりたい、という意図のようです。それを聞いた、やよいが「子供ねえ」と言って、あかねに「あんたもな」と突っ込まれて反発したような反応を見せていました。細かい描写ですが、周りの人が持っている、やよいに対する印象と、本人の性格のずれから生じたのだろうか、と思い、印象に残りました。
 しかし、そこは既に、別の少女達の秘密基地となっており、みゆきもそれを見て断念します。
 また、今回の闘いはそこで行われました。五人は変身しますが、アカンベーを見ると最初に逃げようとします。また、ジャンプした時も、その超人的な力にまだ驚いていました。なかなか戦闘慣れできない感じです。今後、これを克服するような話は描かれるのでしょう。
 そして、みゆきが気合をためる→そこで攻撃を受けるが四人が防ぐ→ハッピーシャワー命中、という流れで、比較的あっさり闘いは終わりました。先週使っているだけに、今回は他の人が決めるかと思っていただけに、少々意外でした。
 その後、「ふしぎ図書館」に戻り、再び秘密基地探しを続けます。しかし結局、「ふしぎ図書館」の意思に丸投げし、その結果として、「ふしぎ図書館」に決まりました。
 そして、星デコルの力で、巨大な切り株を「改装」します。ここでは、れいかが持参した掛け軸の掲示を自慢し、やよいに「浮いてると思う・・・」と突っ込まれる場面が面白いと思いました。
 最後は、秘密基地決定記念の乾杯をする、という所で話が終わりました。

 結果的には、ほぼ一日を無駄につぶした形になりました。しかしながら、みゆきが言及したように、五人の提案する場所をそれぞれ周ってから決めた、というのは重要な意味があると思いました。
 仮に他にないから、という理由で決めていたら、特に思い入れの場所があった、れいか・みゆきは引っかかるものが残っていたでしょう。それを実際に行き、現状を見たり、皆の反応を見た結果、「ふしぎ図書館」に収まった、という形にしたのは、上手いと思いました。あわせて、お互いの意外な一面を知ることができる、という効果もあったわけです。
 特に今回は、れいか・なおの意外な一面を描く時間が長いと思いました。おそらくは、第5話までで登場時間が短かったからなのでしょう。そのあたりのバランス感覚も上手いと思いました。
 次回は、みゆきとキャンディが入れ替わる、という話です。似たような話は「フレッシュ」でもありました。その時は、タルトの心を持った祈里が闘う、という展開でしたが、今回は、みゆきの心を持つキャンディが闘う、という話のようです。その二人および、その騒動に巻き込まれた四人がどのような事をするのか、楽しみです。

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