Fresh第43話

 シフォン対ノーザが主で、ちょっとタルト対ウエスターがあった、という感じの話でした。ちなみに、プリキュア四人は、ノーザにいいようにやられ、シフォンに助けてもらう、という位置づけでした。。
 前回の続きで、占いの館の前にいる四人から始まります。それを室内から見ていたノーザは、迎え撃つと言ったウエスターを制して、四人を迎え入れます。そして、不幸のゲージの前に戦場を設定しました。

 そして、四人が挑み掛かると、香水の瓶を取り出し、黒い気体を噴射します。それを受けた四人は、「自分がもっとも望まない幻」を見せられてしまいます。
 その世界ですが、ラブが見たのは、クローバータウンがシャッター通りになり、皆は座り込み、カオルちゃんは廃業を宣言する、というものでした。美希は、和希がやる気をなくして医者への夢も諦め、ニート宣言をするというものです。祈里は、動物たちが人間への敵意を宣言する、というものでした。そして、せつなは、桃園家が空っぽになる、というものでした。
 それぞれの悪夢ですが、せつなのは、第33話で語った物そのままでした。ならば、美希も、タコに襲われるようなので良かったのでは、と思いました。
 また、ラブの「悪夢」は、四ツ葉町郊外にイオンかヨーカドーの大規模店が開業し、フードコートにミスドでも入れば、実現してもおかしくないな、と思いました。祈里のは、第14話のハムスターやツバメがちょっとシビアになった、という感じでした。
 最初は恐れ驚く四人でしたが、「こんなの本当の世界でない」と気づきます。しかし、ノーザの精神攻撃は二段式になっており、四人は再び幻を見せられます。そこでは、お互いが怪物に見えており、四人は同士討ちを始めます。
 その気配に気付いたシフォンは、タルトを促して、占いの館に入ります。対して、ノーザがシフォンを、ウエスターがタルトを迎撃します。
 シフォンは、ノーザの香水瓶をあっさり破壊するなど、プリキュア四人以上の力を見せます。一方、ウエスターは、タルトの事を、「ドーナッツ好きのしゃべるフェレット」と呼ぶなど、今日もギャグ路線。階段の手すりを滑り降りるなど、闘っているのだか、遊んでいるのだか分かりません。
 というわけで、闘いはシフォンとタルトが勝利します。マスコットキャラが敵幹部(しかもうち一人は最高幹部)と1対1で闘って勝つというのは、シリーズ史上初かと思います。
 そして、シフォンの力で四人は目を覚まします。すると、ノーザは今度は不幸のゲージタンクをソレワターセ化します。元が巨大なタンクなだけに、ソレワターセの大きさも半端でなく、占いの館は全開してしまいます。
 そして、先ほどのノーザのように、黒い気体を出したりしますが、久々登場のグランドフィナーレの前にあっさり倒されました。
 しかし、これもノーザの計算のうちでした。ソレワターセが倒されると同時に、不幸のゲージタンクもひびが入ります。そしてノーザは、この不幸が全世界に降り注いで、人間達がみな不幸になる、と脅します。
 その時、再びシフォンの力が発動します。そして、キルンを通して、キュアスティック並びにパッションハープの力を自分に集めるよう指示し、その力を受けて、不幸のエネルギーを浄化しました。
 ところが、その際、シフォンの額の前に何かが発生します。悔しがっていたノーザですが、それに気付くと、即座に奪い、帰還しました。
 街では、OP画像の使い回しで皆の喜びを表現しています。そして、ラブ達も喜んでいます。
 一方、自室に戻ったノーザは、戦利品を見て一人ほくそ笑んでいます。ここで話が終わりました。

 今回の話における力関係を単純化すると、「シフォン>ノーザ>>>>>>>>>>>プリキュア四人」でした。今回の四人は、ノーザの思い通りにされるか、シフォンの「部下」として闘っただけでした。その結果、彼女たちのキャラは何も描かませんでした。
 終盤の最終決戦になると、話が平凡になるのは、「プリキュア」シリーズ共通ではあります。とはいえ、ここまで「プリキュア」がないがしろに描かれた話もそうはないでしょう。
 途中、ノーザによって同士討ちさせられている時、四人が「なぜか全力で戦えない」とつぶやく場面があります。そこまで描くなら、自らの力でノーザの罠に気付き、正気に戻るくらいの事を描けば、少しでもマシになるのに、と思いました。
 一方、ノーザについても今ひとつ分かりませんでした。目的は、インフィニティの奪取のはずですが、それを意識して動いていたとは思えません。不幸のゲージを破壊し、人間達を苦しめる、というのは今の任務ではないはずですが・・・。
 最後に額から何かを入手したのも、明らかに偶然です。結局、凝った作戦を立てたものの、ことごとくシフォンに打ち破られ、行き当たりばったりの成果を喜んでいる、という最高幹部とは思えない描写でした。
 というわけで、今回、面白いと思ったのは、ウエスターがタルトを「ドーナッツ好きのしゃべるフェレット」と呼んだところくらいでした。この言い方は、「ラビリンスの幹部」でなく、「ドーナッツカフェの常連」としてのもの言いです。
 彼に関してだけは、本当によく描かれていると思います。作り手に、主役たち以上に愛されているのかも、などと思いました。
 次回では、ついにインフィニティ化したシフォンがノーザの手に落ちる展開になりそうです。今回、不幸のゲージはなくなっています。ちゃんと、これまでの主展開であった「不幸のゲージが満タンになるとインフィニティが発動する」との整合性を取れた話になるのでしょうか。
 一方、日常生活のほうでは、おポンチ三人組がダンスを始める、というものだそうです。彼らが目立って面白かった試しがないので心配です。まあ、第41話を除けば、彼らが動く話は、ウエスターがギャグを放つことによって面白くなっていました。今回もそれに期待したいところです。

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