「フレッシュプリキュア」は、先日放映されたアニメ42話とほぼ同じ展開でした。しかしながら、せつなが占いの館に来た時の、ノーザの応対に僅かながら重大な違いがあり、話の持つ印象は大きく変わりました。
アニメでのノーザは、せつなを不幸のゲージタンクにすぐに連れて行き、挑発するような感じで変身させます。しかし、本作でノーザがまず行なったのは、ウエスター・サウラーとの引き合わせでした。
そして大喜びしたウエスターは、まずイースの部屋に案内し、そのままである事を伝えます。おそらくは、出て行った後も、欠かさず掃除をしていたのでしょう。
そして、イースのコスが再び見れると喜んだ後、「さあ、祝杯だー!」と言って、せつなを飲みに誘います。
そして、「MILK」と書かれた箱を5つほど空にし、「俺は嬉しいぞ、イース」などと言って、せつなの肩を抱きます。箱に「MILK」と書いているのは、少女誌だから仕方ないところでしょう。ここは勝手に、「ウエスターが飲んだ分については、ラビリンス名物である牛乳ベースのリキュール」だと解釈することにしました。ウエスターにとっては、非常に美味しい酒だったと思います。
対する、せつなですが、律儀にウエスターにつきあいます。喜ぶウエスターに「はしゃぎすぎだぞ」と突っ込み、へべれけになったウエスターに肩を抱かれた時は、「わかったからもう離して」と困った表情を見せます。
単にシフォンを取り戻して不幸のゲージを壊すだけなら、ウエスターの相手をする事などはないでしょう。別に「油断させるための芝居」をする必要があるとは思えません。
というわけで、せつななりに、ウエスターの厚意に応えたかったからゆえに、飲みにつきあったのだろうと思いました。直後の闘いを覚悟していたとはいえ、「MILK」を飲みながらの話した時間だけは、せつなにとっても楽しいひとときだったと思いたいものです。
そこから後は、アニメと同じで、せつながハピネスハリケーンによるゲージ破壊を試みるも失敗、となります。ここで話は終わるのですが、次回は最終回。どのような形で話がまとまるのか、非常に気になります。
「初恋ランチボックス」は、友人の綾乃の恋を応援する料理をサエが企画し、それを悠希と作る、という前回と同じ筋立に。それに悠希との恋愛を織り交ぜて話が進む、というのが当面の展開のようです。
サエの自分の恋に対する照れと、友達の恋を応援する元気さのギャップが面白いと思いました。絵の上手さはもちろんですが、友人キャラも含め、内面を巧く描けてました。あと、「寒い日に朝練していたら、可愛い女の子の後輩が、温かい弁当を差し入れてくれる」というのは、「男の夢」とも言うべきシチュエーションだな、などとも思いました。
「メルヘンちゃん」は、らぴこが家中の布を破いて、可愛い服を作る、というところから始まります。その「材料」に「父親のステテコ」が出てくるのは、この作者ならではのセンスだと思いました。
あと、まりあが梨花にブローチをもらった時のリアクションや、相変らず「犬」の文字が入った服を着て、なおかつ伏線っぽい事を格好つけて言う生徒会長の描写が印象に残りました。
「しゅごキャラ!」は次回が最終回とのこと。もう描きつくした、という感もあったので、ここで終わらせるのは正解かと思いました。最後の謎である司の正体をどのように描くか、および二階堂とゆかりが、ちゃんと結婚できるかの二点が気になります。
あと、今回の、なぎひこ・りま・海里のかけあいはかなり楽しめました。
「ARISA」は怪しすぎる転校生が登場。まさかこの時点で新キャラ出すとは思いませんでした。ポルトガル人とのハーフ、というのに何の意味があるか、気になるところです。
「わたしに××しなさい!」は、三角関係成立みたいな感じに。扉絵を見る限り、時雨は「やられ役」で晶は「それよりはマシ」という扱いのようです。実際にそのような恋愛(?)展開になるのでしょうか。
「ミリオンガール」は、「カイジ」のEカードを彷彿させるようなカード対決に。思い切り福本漫画のノリを感じました。この調子でジャンケンをやったり、高層ビルの間を渡ったりするのでしょうか。
「地獄少女R」は現代日本で実際にありそうな話をひたすら悲惨に描いていました。ところで今回は「地獄送り」の時の「被害者に怖い幻を見せる」がありませんでした。それは、あの父親にとって、「リストラされ、酒におぼれ、妻に逃げられ、精神に異常をきたして愛娘を虐待し、最後はその娘に命を奪われる」という現実以上の恐怖は存在しなかったからなのだろうな、と思いました。