冒頭、美翔家の風景から始まります。和也の様子がちょっと変、という話になるのですが、その頃和也は、浮かぬ顔をして小石を蹴っています。そこにいきなりキントレスキーが出現。「つま先で蹴ると痛める。足の甲で蹴るのが基本だ」などといって、弾丸シュートを海に向かって放ちます。その現れ方の唐突さといい、言動といい、なかなかの濃さを感じます。
一方、咲と舞はお月見を企画。そこに健太が「お月見と言えばサンマ」とか言い出したものですから、お供え物が多種多様になってしまいます。
一方、舞にも悩みの理由を言わない和也ですが、お月見用のススキを摘みに来た咲と偶然出会い、話しているうちについ「学園祭の実行委員になったが、クラスの意見がまとまらず悩んでいる」と口にします。
それに対し、咲は「ならみんなやる気がある、という事ですね」と持ち前の明るさで解釈。さらにお月見のお供え物の話をすると、それを聞いた和也は気が楽になります。
咲が気づかない間にいい雰囲気になりかけたところですが、そこにキントレスキーが登場。いきなり和也の腹を殴って気絶させて戦いを挑みます。前シリーズから、悪の手先達は、様々な方法で「周りの人々に気づかれずにプリキュアと戦う」という舞台を設定するために腐心し、さまざまな超能力を用いていました。それに対し、ここまで直截的かつ伝統的な方法を用いたのには笑えました。
戦いはいつも通り終わり、無事お月見会に。和也が牛乳を愛飲している理由についての話などもあるのですが、ここで印象に残ったのは、わざわざ七輪を持参でサンマを炭で焼いている健太でした。その様子を見ているだけで美味そうでした。
咲と和也が軸の話でしたが、その二人を見ている舞の描写もまた印象に残った話でした。
ところで、前半終了直前にキントレスキーが駆け下りた階段ですが、あれは前EDで咲と舞が駆け下りていた階段と同じようです。本編ではこれまで見る機会がありませんでしたが、妙なところで再登場を果たしたものです。
あと、今回の「また見てね」は往年のファミコン風でした。おそらく、あれを見て意味が分からず親に尋ね、「あれはお父さん(お母さん)が小さい頃に・・・」という会話が少なからぬ家庭で交わされたのでは、などと思いました。