生徒会長選挙話でした。プリキュア史上4回目ですが、これまでとちょっと違う構造の話になっていました。
ストーリー全体としては、滝沢あすかと白鳥百合子がかつてテニス部でダブルスを組んでいた、という過去が明かされたのが重要なのかと思った話でした。
冒頭、唐突に生徒会長選挙が始まる事が知らされます。そして、白鳥百合子の会長引退を聞いた夏海まなつが、滝沢あすかも引退するのか、と涙を流して心配する、という描写がありました。
もちろん、この秋での引退はありませんが、どのみち、3月には卒業です。
こういう展開を見ると、シリーズの終わりがそう遠くない、という事を感じ、ちょっとした寂しさがありました。
その生徒会長選挙ですが、白鳥百合子の元で副会長を務め、自他ともに認める後継者である一条里香と、風紀委員長の角田正美、そしてローラという三つ巴の闘いとなりました。
ただ、ローラには、人魚の女王になるための前座みたいな気分しかありません。
その結果、「政策」についても、一条里香の隣に立って、彼女の政策にプラスアルファをつける、的な演説しかしませんでした。
そして、最後の三候補が揃う演説会の最中に、超ゼッタイニヤラネーダが出現します。
四人は気遣ってローラに演説するように言って闘いますが、結局、ローラは仲間の事を想い、演説を棄権して戦闘に参加します。
その結果、選挙は失格となり、当初の予想通り、一条里香が圧勝する、という結果になりました。
プリキュアで生徒会長選挙が描かれたのは4回目です。過去3回はいずれも一騎打ちでした。
9年前の「スマイル」では青木れいかと「ウルフ・ルンタロー」(敵幹部ウルフルンが変身した姿)で、青木れいかが当選しました。
しかし、プリキュアが選挙で勝ったのはこれが最初で最後でした。
5年前の「魔法使い」では、十六夜リコがクラスメイトの並木ゆうと相手に立候補したものの途中で辞退しています。2年前の「スタートゥインクル」でも、星奈ひかるが立候補したものの、姫ノ城桜子相手にこれまた途中棄権しています。
今回も、演説会を中座した時点で失格なので、落選と言うよりは棄権なのかもしれません。いずれにせよ、プリキュアは生徒会長選挙3連敗となっています。
これまでの話と違うのは、結果的に当選した一条里香が今回初登場だったという事と、角田正美も立候補して三つ巴になり、投票も行われた、という事です。
過去のパターンだと角田正美との一騎打ちで彼女が当選、となるところですが、マンネリ化を避けたのでしょうか。
それとも、この白鳥百合子と一条里香の関係が、次回描かれる、滝沢あすかと白鳥百合子の関係話の伏線になっているのでしょうか。色々と気になりました。
そして次回は、その滝沢あすかと白鳥百合子が修学旅行に行く話です。途中、変身した滝沢あすかが、気絶した白鳥百合子と対面、という予告も気になり、楽しみです。