「トロピカルージュ」第1話

 ここまでギャグに特化したプリキュアは初めて見ました。
 一年間、このノリで突っ走るのでしょうか。
 始まる前は、夏海まなつとローラの関係性がメインなのかも、などと思っていましたが、それよりもむしろ、この笑いを極めるのが主題なのかも、と思いました。

冒頭、服を大量に詰め込んだ荷物を背負って立つのに精一杯だった夏海まなつが、船に乗るやいなや、荷物を背負ったまま、鉄棒の大車輪のような感じで、上の階に上がった、という描写にまず度肝を抜かれました。
 さらに、水中しか動けないという設定のローラが、下水を泳いでマンホールから顔を平然と顔を出したのにも驚かされました。
 あと、夏海まなつが、何かあるたびに鼻水を出しまくる、という描写にも衝撃を受けました。既に史上、最も鼻水を出したプリキュアになったな、と思いました。
 残りの三人は、普通の人っぽい感じでしたが、やはりこんなノリなのでしょうか。なお、OPで目からビームを出していた一之瀬みのりには、すでにその片鱗みたいなものを感じました。
 そして最後に、ラスボスである「あとまわしの女王」が出てきました。
 今回のシリーズは「やる気を出して、できる事をいますぐやる」がコンセプトであり、敵のコンセプトは「やる気を奪い、後回しにする」のようです。
 それに従い、プリキュア登場の報告を受け、一瞬、憤りますが、直後にそのコンセプト通り「明日やる」と言ったのも凄いと思いました。
 敵味方とも、ギャグを突っ走るのでしょうか。
 あと、これまでなら第1話でプリキュアになる人が一通り出番があるのですが、涼村さんご以外は出てこなかった、というのも興味深いものがありました。
 次回は、涼村さんごの初変身話ではなく、ローラをメインにした話のようです。
 OPなどでもプリキュアと同格の扱いを受けている彼女が、どのような位置づけて描かれるのか、楽しみにしています。