「東京ミュウミュウ」再アニメ化

 先日、「東京ミュウミュウ」の再アニメ化が発表されました。
 17年前の今頃、アニメは最終回を迎えました。最後のテロップには「また、いつか」と書いてありました。
 その時は、漫画版も続編が引き続き連載されることだし、近いうちに第二弾が作られるのだろう。これはその伏線なのだろうな、などと楽観していました。
 当然ながら、その「また、いつか」が17年後になるとは、夢にも思っていませんでした。

 「東京ミュウミュウ」は自分のヲタ人生を変えた作品です。
 それまでも長くヲタをやっていましたが、少年漫画・青年漫画・ゲームが主要ジャンルであり、アニメは専門外、女児ジャンルは完全に門外漢でした。
 ところが、「東京ミュウミュウ」に出会ってどっぷりハマり、すっかりこのジャンル専門のヲタに大転換したのです。

 はじめて「東京ミュウミュウ」という名前を見た時は、それが何だかわからず、ネットで検索したものでした。
 調べてみたら、色々と興味深い設定などがありました。その時点で地上波の本放送はかなり進んでいたのですが、半年遅れくらいでのCS再放送があったので、それでほぼ最初から見ることができました。
 自分的に一番ツボだったのは、藤原ざくろと藍沢みんとのコンビでした。当時のネットで、この二人の名前で検索をかけまくり、ファンサイトやファンアートを探したものでした。
 そこで見つけた一番好みだったサイトには入り浸ったものでした。また、運営していた方には大変お世話になり、現在に至っています。
 もちろん、他のミュウミュウ三人や、チームを支える赤坂と白金、敵の三人も面白く、あっと言う間にハマり、漫画単行本をも揃えました。
 そして2003年の春先には、どうしても最新の展開が知りたくなり、「なかよし」を毎月買うようになってしまいました。

 このブログのメインジャンルであるプリキュアも、ミュウミュウがきっかけで知りあった方に勧められて見るようになりました。
 つまり、「東京ミュウミュウ」がなければ、この「枯れヲタの日々」も存在しなかったわけです。
 それもあって、15年半前にこのブログを立ち上げた時は、毎週毎月のプリキュアの感想と並行して、ミュウミュウの感想も全話書いたものでした。

 しかしながら、漫画版続編の「あらもーど」はあっさり終了しました。そのときは、「また、いつか」は遠のいたな、と思ったものでした。
 時が経ち、すっかり「懐かしの作品」となってしまったわけですが、日本国内はもちろん、海外でも根強いファンの応援は続きました。
 自分も、アニメ放映時からお世話になっていた方々のおかげで、放映から11年経った2013年に、「東京ミュウミュウのDVDをひたすら見るオフ会」という企画に参加する事ができました。
 その後も何回か開催されました。最後に参加してから4年半ほど経ちましたが、あの時の嬉しさ・楽しさは昨日のことのように覚えています。

 また、この時期、忘れられない事がありました。
 2014年のある日の朝、ツイッターを開いたら、「ミュウミュウ現役世代」の方から、自分がかなり前にツイートした、東京ミュウミュウに関する投稿の詳細を尋ねられたのです。
 てっきり、「東京ミュウミュウ」が好きなヲタクは自分たち世代だけだと思ったので、驚くと同時に非常に嬉しく思ったものでした。
 さらに2018年のことでした。正月休みにふと、ミュウミュウについてのある仮説を思いつき、それをブログに書いたら、別の現役世代の方が感想をツイートしてくださいました。
 その方つながりで、実はかなり多くの現役世代の方々が、ネットでミュウミュウのファン活動をされている、という事を知ることができました。
 今回の再アニメ化は、ベテラン世代と現役世代のファン活動が盛り上がったゆえのものだと思っています。それだけに、全世代のファンの方々には感謝しています。

 ところで、カウントダウンサイトができ、再アニメ化か、と盛り上がった時、2014年に知り合った現役世代の方が
「全編愛と時間の余裕を感じられる神作画で、原作の「?」なポイントも上手に改善されたアニメ東京ミュウミュウが観られるものなら……観たい…………!!!」
とツイートされていました。
 自分が長年思っていた事を、分かりやすく文章化しており、たいへん嬉しくおもったものでした。
 現時点では、2002年のアニメ・漫画をベースにしたものなのか、ミュウミュウ五人だけは同じであとは大きな改変があるのかはわかりません。
 ただ、17年前に、大きくハマりつつも、さんざんツッコミをいれまくった身としては、元の作品をなぞりつつ、当時から指摘されていた、作画や筋立ての問題点を改善したシリーズを見たいものだ、と熱望しています。
 例を挙げだすときりがないのですが、れたす回のはずなのに、れたすらしさがなく、加えて、2話前で成長が見えた、みんとが元に退化してしまった話などは、ゼロから作り直してほしいものだ、と思っています。
 一方で、伝説の神作監話として名高い第10話は、ぜひ同じ石野聡さんの作監で作っておしいと思っています。できれば、シリーズ全体のキャラデザ・監督もぜひ石野さんにやっていただきたいものですが…。
 あと、メインの声優さんが入れ替えになるのは仕方ないのでしょうが、赤坂とフランソワは、引き続き緑川光さんに演じていただきたいものだと強く思っています。

 とにもかくにも、再アニメ化は大変嬉しいことです。この18年間、色々な作品が好きになりましたが、「一番熱く語れる作品は東京ミュウミュウ」である事はずっと変わっていません。
 それだけにまた、熱く語れるアニメになることを願っています。