商店街で行われたハロウィンの仮装大会に皆で参加する話でした。
羽衣ララが興味を持った事から始まり、観星中の2年3組、プリキュア、天宮家などが参加します。
そして、最後に意外な人がコンテストで優勝するという、衝撃のオチも用意されており、非常に楽しめた話でした。
放課後、商店街の仮装コンテストを知った羽衣ララが、星奈ひかるに質問するところから始まります。
そこから、クラス全体が盛り上がり、最後は姫ノ城桜子も加わって、コンテスト優勝を目指すことになりました。
序盤での星奈ひかるは、ドーナッツ屋に羽衣ララと行くだけで、友達を連れてきたと珍しがられるようなキャラでした。
それがこのように、クラスみんなを巻き込み、さらにはコンテストのプロデュースまでするようになる、という変化が描かれていました。
一方、姫ノ城桜子も、かつては勝手に自分の世界に入り込み、気づいたら周りから誰もいなくなった、という逸話が描かれていました。
それが、このような形で協力し、クラスで優勝しようと宣言するようになったわけです。
プリキュアでの闘いや、生徒会長選挙などで成長していった事を旨く描いていると感心させられました。
そして、コンテスト本番になり、2年3組は、星奈ひかる発案のもと、「UMA」の仮装で出演します。
羽衣ララはツチノコの仮装をするのですが、かなり気に入っているようで、何度も「ニョロニョロー」と言いながらポーズをとっていました。
ツチノコを選んだ理由は、星奈ひかるに借りたUMAの本を読んで興味を持ったからでした。
それについて、回想でプルンスとの会話が出てきます。今まで通り、AIに尋ねなかった事を聞かれ、本を読む面白さについて答えていました。
これも、初めて星奈ひかるの部屋に来た時に、本に関してのやりとりという伏線回収並びに、OPにある読書描写についての意味づけがまとめられていて、面白いと思いました。
また、天宮家のほうでも、第14話で描かれた天宮とうまの両親への違和感についての「その後」がきちんと描かれていました。
また、天宮えれな・香久矢まどか・ユニは、「スリーキャッツ」という猫の仮装設定で出場しました。
ユニは本来の姿で現れ、それを楽しんでいました。プルンスも「宇宙人のかぶりものをした人間」みたいな感じで出演していたのですが、これも、後半でのカッパードやノットレイダーの登場と上手くつながっていました。
一方、この仮装大会に出くわしたカッパードは、皆の衣装から、かつて経験した、星が異なる人達のいさかいや、子どもの頃に故郷を奪われた事を思い出していました。
一度、自分の過去について、プリキュア達に語った事がありましたが、それにつながっているのでしょう。シリーズは終盤に向かっていますが、このカッパードの過去がどのように回収されるのか、これも楽しみです。
そうやって過去を思い出しながら仮装会場に来たカッパードは、「河童の仮装をしたイケメン」と思われて、参加者たちに写真撮影を求められます。この展開にも驚くと同時に楽しめました。
その後、戦闘になるのですが、プリキュア達は、場の雰囲気を壊さないために、「観星スターズ」を名乗り、自分たちもノットレイダーも仮装の一環であるような演出をします。
戦隊シリーズのような名乗り・ポーズ・謎の爆発を行うのですが、ここでも、羽衣ララは、ツチノコのポーズを取り入れていました。よほど気に入っていたのでしょう。
また、天宮えれなは「商店街の平和を守る」と言い、それを聞いた姫ノ城桜子がツッコミを入れる、などいう、細かいギャグも描かれていました。
それによって、仮装大会の雰囲気をむしろ盛り上げた、という描き方には感心させられました。
そして戦闘終了後、仮装大会の表彰が行われるのですが、2年3組・天宮家・スリーキャッツなどが入賞していきます。そして、最優秀賞に輝いたのは「カッパと愉快な仲間たち」でした。
この「愉快な仲間たち」に「観星スターズ」が含まれているのかどうかは不明ですが、結果として、作戦が大成功したわけです。
視聴中は、「観星スターズ」が最優秀賞を取ると思っていたので、驚きつつ感心させられました。
というわけで、最初から最後まで、本当に楽しむことができました。戦闘との組み合わせや、過去に描いた伏線回収など、本当に丁寧に作られている事が素晴らしいと思いました。
今月に入ってから、本当に面白い話が続いています。
次回は、バケニャーンのモデルとなったキャラが出てきて、アイワーンとの絡みもあるようです。
ユニ=バケニャーンと、アイワーンの関係がどのように描かれるのか、これまた大変楽しみにしています。