アイカツシリーズの特徴として、主人公たちが「アイドル学園」に通い、そこでレッスンやトレーニングをし、かつ学校のスタッフがアイドル活動のマネジメントを行う、というのがあります。
ただ、学園の形態や教師陣などは、シリーズごとにかなり異なっています。
「アイカツフレンズ」の主人公たちが通う「スターハーモニー学園」は、他のシリーズと比較すると極めてシンプルです。
「教師陣」はマネージャー担当の円城寺たまき、メイク兼レッスンコーチのケン・マユズミ、デザイナー兼スタイリストの蜂谷千春と三人という極めてシンプルな構成になっています。
また、教師陣が前面に出ることはあまりありません。生徒達が困ったり壁にぶつかったりした時に相談に乗ったり、お膳立てするなど、裏方に徹している感じです。
その結果、生徒たちが自ら動くことが増えます。特に湊みおの現場での言動を見ると、20歳を過ぎた大人という感じです。中学二年生とは思えません。
まあ、これはラブミーティアの神代カレンと明日香ミライにも言えることですが…。
言い換えれば、これまでのシリーズで教師たちが殆ど担っていた「社会人」の側面を、生徒たちに直接担わせている、というのが今シリーズの特徴と言えます。
一方で、芸能活動時以外では、細かなところで「10代らしさ」が描かれており、バランスが取られています。
あと、スターハーモニー学園には「アイドル科」と「普通科」があります。
友希あいねは、もともとスターハーモニー学園普通科に通っており、湊みおのスカウトでアイドル科に編入した、という設定になっています。
そのアイドル科初登校の際には、「教室」において授業が行われておらず、レッスンやマネジメントなどが行われており、友希あいねが驚く、という描写がありました。
同じ敷地内にある学園ですが、普通科とアイドル科では全く様相が異なるようです。
ただ、二つの科にはさほど境界があるわけでなく、友希あいねは普通科時代の友達とも遊んだり助け合ったりしています。
また、日向エマはラクロス部に所属していますが、ラクロス部部長は普通科の制服を着ていました。部活などは、二つの科が合同でやっています。
たまに描かれる、このアイドル科生徒と普通科生徒の交流や協力も、このシリーズの面白さを特徴づけていると思っています。