ハグたんとルールーの誕生秘話が明かされた話でした。
ハグたんについては、正体である「キュアトモロー」と女神「マザー」の関係が気になりました。
ルールーについては、設定そのものよりも、「説明役」になったドクター=トラウムの位置づけのほうが気になった話でした。
ハグたんについては、これまでの断片的な描写で見当はついていたので、それ自体は特に驚きませんでした。
ただ、女神「マザー」との関係は今ひとつよくわかりませんでした。ほとんど女神の化身みたいな感じでしたが、別人格なのでしょうか。
あと、女神のシンプルすぎるネーミングも逆にすごいと思いました。連呼される名前を聞いているうちに、20年ほど前に連載されていた漫画に出ていた「ファーザー」というキャラの姿が頭に浮かんできたりもしました。
後半はルールー生誕秘話が描かれました。
予告を見た時は、ドクター=トラウムは、約60人に及ぶプリキュア達との闘いで悪の心を浄化された、という設定で過去を語ると思っていました。
しかし、そういうわけでなく、心も人格も従来のままで、しかしながらプリキュアを攻撃もせず、これまでさんざん攻撃してきたルールーに対しては「父親」として接する、という設定になっていました。
しかも、そのあたりの整合性のなさをルールーに突っ込まれると、「人間は誰しも矛盾があるものだ」と、極めてメタな返答をした、というのには驚かされました。
設定の矛盾を衝かれた時における「最強の返答」と言えるかも、と思いました。
また、ルールーのファーストネームである「アムール」の命名者がドクター=トラウムである事が明かされました。
「アムール」は名前であると同時にプリキュア名でもあります。
キュアブラック・キュアホワイトにはじまり、キュアマシェリに至るまで、プリキュアの名前というのは誰がつけたのか謎でした。シリーズ初期の頃は、初めての変身の際に本人が意図せずに「名乗り」をあげ、「わたし、何言っちゃってんだろ」と自分で驚く、みたいな描写もあったものでした。
そんななか、この歴代50数人のプリキュアで唯一、「名付け親」がいたプリキュアがキュアアムールだったわけです。そして、ドクター=トラウムは史上初である「プリキュアの名付け親」という栄誉を得たわけです。
歴代プリキュア全員と闘った事といい、なぜここまで彼は厚遇されるのだろうか、とちょっと不思議に思ったりもしました。
次回は、愛崎えみるがメインの話です。ルールーと別離する運命について描かれるようです。
11月も終わりですし、いよいよ話の収束に入っていくのでしょうか。いろいろ気になるところです。