新アイテム誕生話でした。
また、ビブリーの過去についての真相が明かされた話でした。
自分的には「まどマギ」のオマージュが面白い形で行われていた事も印象に残った話でした。
ついでに、ルミエルのいた19世紀後半から20世紀初頭と思われる時代の描写も面白いと思った話でした。
唐突に、過去にタイムスリップする展開になりました。
その世界は、実質的にノワールが支配している暗黒時代で、人々はキラキラルを奪われ、心が交配しています。
それを、古のプリキュアであるルミエルが救おうとしている、という展開でした。
ここで描かれている19世紀後半から20世紀初頭の日本はいわゆる独裁国家で、多くの人々が人権も制限されて苦しめられていた時代でした。それをこのような形で明快に描いた事に感心させられました。
そして、ルミエルがプリキュア六人と協力してスイーツを作ります。しかしながら、ノワールとの決戦においては、プリキュア六人を現在に戻し、一人で挑みます。
ノワールが現在の世界で猛威を奮っています。しかも、「封印されてそこから蘇った」的な描写もありません。
それを考えれば、この闘いでルミエルが敗北した、と考えるのが自然でしょう。
さりげなく、このようなシビアな描写をした事に驚きました。
そして、一緒にタイムスリップしたビブリーは、自分がノワールに救われたと思っていたのが、「全部嘘だった」という事を知ります。
ノワールは、彼女を部下にするために、彼女の家族を奪った、というのが真相でした。
以前の回想で、ノワールが一人ぼっちの彼女を迎えたときには「根本は邪悪だけれど、救った事自体はいいので、善良な一面もあるのかも」と思ったりしたのですが、それが完全に打ち砕かれました。
これまた、シビアな描写であり、驚かされました。
ところで、今回は、「まどマギ」のオマージュ的な描写が一度ならず見られました。
たとえば、真相を知ったビブリーが涙を流し、それがイルに落ちると、イルが凶悪化し、ビブリーを取り込んで異形の化け物になります。これは、ソウルジェムに涙が落ちて魔女化するのを連想させられました。
また、ノワールに挑むルミエルの描き方にも、一周目でワルプルギスの夜に挑む、まどかを連想したりもしました。
まあ、自分の考えすぎなのかもしれません。
いずれにせよ、「プリアラ」も「まどマギ」も大好きな身としては、このような描写をこれからも見たいものだと思っています。
次回は、キラキラルから生じた、メタな主題の話しのようです。まあ、今回同様、新アイテムのお披露目的な話になりそうな感じです。
一連の重めの展開も興味深くはあるのですが、それと同時に、キャラの面白さを前面に出した話もまた見たいものだと思っています。