なかよし8月号までの連載・描きおろし漫画・イラスト、という構成でした。
イラストは、雑誌連載では描かれなかった、朝日奈みらいと十六夜リコのルビー・サファイヤ・トパーズの変身姿も描かれていました。
「なかよし」に掲載された漫画では、仕立屋のフランソワの修正がありました。雑誌では、ヒゲに眼鏡の40代男性でした。それが、単行本ではアニメと同じキャラになっていました。
おそらくアニメでも、一度「ヒゲに眼鏡」のキャラデザだったのが、途中から今のキャラデザに変更になったのだろうな、と思いました、
さて、単行本最大のお楽しみだった描きおろし漫画でしたが、正直、かなり残念な内容でした。
昨年は、新プリキュアのスカーレットは1巻では描いていませんでした。しかし、今回は、新プリキュアの登場が早まった事もあり、花海ことはが主人公でした。
かつての「おはなしブック」だった頃は、夏に出るのは、「まるごと新プリキュア」的な副題がついていました。それを考えれば、商業誌的に仕方ないのかもしれません。
しかしながら、やはり「生後半年」で、これまでキャラクターが立っていなかった花海ことは「主役」で話を作るのはかなり大変だったようです。
しかも「準主役」は朝日奈みらいと十六夜リコではなく、オリキャラの「人魚王子」でした。
お坊ちゃん育ちで根性が曲がっており、その結果、好かれていた魔法つかいに呪いをかけられる、という「美女と野獣」をアレンジしたような設定でした。
そのひねくれた王子が、花海ことはの純粋な心に触れて「真実の愛」を理解する、という展開でした。
まあ、新プリキュア盛り上げシーズンに出る単行本だから、描きおろしが花海ことはメインになるのも仕方ないかと思いました。
できれば、花海ことはメインは2巻にまわし、朝日奈みらいと十六夜リコを軸とした話を読みたかったものでしたが…。
まあ、それについては、今後の「なかよし」並びに単行本2巻に期待すればいいか、と思うことにしました。