ハーちゃん子育て話でした。
いたずらざかりのハーちゃんは、魔法まで使って好き放題やり、朝日奈みらいと十六夜リコはそのお世話と後始末にてんてこ舞いとなります。
しかし、朝日奈みらいの幼かった頃の動画を見て、誰もが同じだという事に気づき、ハーちゃんの好きなようにさせる事に二人で決めました。
その結果、ハーちゃんは確実に成長し、二人を喜ばせます。そして、最後の最後で、キュアフェリーチェへの変身が描かれた話でした。
ハーちゃんに汚されたモフルンの洗濯、というユニークな描写から始まります。
さりげなく、ぬいぐるみの正しい洗い方の説明もありました。
その後も、ハーちゃんのヤンチャは続きます。それを二人はやめさせようと叱るのですが、朝日奈みらいの「ハーちゃん、め!ガチャーンと割れて、ドカーンと落ちてザーザーになるよ」と、十六夜リコの「キタナイ!アブナイ!!やめなさい!!!」がともに言葉のリズムが良く、さらに二人らしさが出ていて感心させられました。
それらの声も届かず、ハチャメチャをやるハーちゃんに二人が参ってしまいます。
その時、十六夜リコが「エリート魔法つかいに育てるハズだったのに」と言ったのが、前々回の話とうまくつながっており、印象に残りました。
疲れた二人ですが、朝日奈みらいの幼少時の動画を見て、同じことをやっていた、という事を知ります。
さらに、その際に、祖母の結城かの子が「好きなようにやらせてみてはどうだい」という言葉に両親が従い、その結果、今の朝日奈みらいを育てた、という事を知り、二人は笑顔になりました。
そして、ハーちゃんを自然の中に連れ出します。
そこで、ハーちゃんは動植物と戯れ、さらに、人間の女の子を見かけます。
それまで、「人間には近づかない」が大原則でしたが、ハーちゃんは「人間に近づくの、どうしてもダメ?」と尋ねます。
十六夜リコは当然反対しますが、朝日奈みらいは、その手を「ぎゅっ」と握って、「まず私たちが信じてあげなくちゃ」と説得しました。
そして、二人で子どもと遊ぶハーちゃんを見守ります。
子どもの目的は、四葉のクローバーを親にあげることでした。ハーちゃんともども無事見つけます。
そして、子どもが「ママにあげるの」と言うと、ハーちゃんも「ハイ!みんなにも」と四葉のクローバーを差し出します。
それを見て、二人は、「だれかのためにガンバれる子になったんだね」と、うっすら涙を浮かべて喜んでいました。
そして、その子は、母親にクローバーを渡そうと変えるのですが、ガケから落ちそうになってしまいます。その時、ハーちゃんがキュアフェリーチェに変身して助け、二人が驚く、という所で話は終わりました。
これまで赤ちゃんだったハーちゃんが、プリキュアになれるまで「成長」した事を、非常に上手く描いていた話でした。
その流れが、きちんと段階を踏んで描かれていたのにも感心しました。
そして、成長の到達点を「だれかのためにガンバれる」にした、というのも、流石だと思いました。
要は、だれかのために頑張るプリキュアになれるだけ成長した、というわけです。
毎度の事ながら、短いページ数で、きちんと主題を設定し、それにあわせてしっかりした話を作るものだと思いました。
後半の三人体制がどのように描かれるか、大変楽しみです。