「魔法つかい」第16話

 魔法学校の「補習メイト」の三人が、仕立屋のフランソワの引率で「ナシマホウ界」に来た、という話でした。
 まずは、朝日奈みらいと十六夜リコと合流し、いちごメロンパンを一緒に食べます。さらに、ケイから、魔法界の味が変わるクッキーを貰ったモフルンが喜んだりしていました。
 そして、たまたま二人で遊びに行っていた、勝木かな・長瀬まゆみと合流し、七人で一緒に遊びに行く、という展開になります。

 行った先でのファミレスでは、隣の席でパソコン叩いていた会社員や、店員さんに魔法界の人がいる事がフランソワによって明かされたりしていました。
 また、魔法界の三人が、機械文明に驚いたり、魔法や魔法用語を使うのを、勝木かなと長瀬まゆみが不思議がる、というような描写も多々ありました。

 一方、戦闘では、前回ややきつい通告を受けたスパルダが、「自らをヨクバール化」するという、最終手段にいきなり出ます。
 そのパワーでプリキュアを一時は圧倒しますが、最後は、ハーちゃんの力もあり、スパルダは退場となりました。

 その後、感慨にひたるまもなく、魔法界に帰る時間となり、慌ただしい挨拶となります。
 そして、魔法のじゅうたんで帰るところを思い切り見られ、長瀬まゆみも、魔法目撃者になってしまいました。
 それはともかく、この一日が楽しかった事に変わりはなかったようで、最後は七人で取った写真を描いて話は終わりました。

 七人の交流の中で、一番面白かったのは、ドリンクバーを見たケイが「魔法のポットみたい」と言った場面でした。それを聞いた「魔法過敏症」の勝木かなは驚きますが、長瀬まゆみは、比喩として解釈します。
 この、キャラ設定と魔法設定をうまく組み合わせた会話は本当に楽しめました。
 あと、最後の別れで、エミリーが朝日奈みらいと十六夜リコに、ケイがモフルンに別れを告げ、最後にジュンが、勝木かなと長瀬まゆみに別れを告げる、という流れも普通の流れとはいえ、印象に残りました。
 これで、魔法界の三人と、こちらの二人が、それぞれ朝日奈みらいと十六夜リコについて語りあう、みたいな描写があれば、さらに良かったと思うのですが、時間の都合もあったのでしょう。
 一方、スパルダ退場については、かなりの唐突感がありました。率直に言って、声優の小林ゆうさんのスケジュールの都合で、一時的に離脱セざるを得なかったのだろうか、などと思いました。
 これだけ題材が盛りだくさんなのだから、二話構成にして、異世界交流も、スパルダ退場ももっとじっくり描けば、すごくいい話になったのでは、と強く思いました。
 次回は、朝日奈みらいの祖母・結城かの子の話です。これまで不明だった設定が色々と明かされるのでは、と楽しみにしています。