暮れに出た石野さんの原画集の題材となっている話。この本に書かれている文章を読むと、いろいろアニメ製作の大変さを感じさせられ、より一層この話に対する理解が深まると思います。この文章を書いている時点ではまだ在庫はあるはず。送料・振込手数料込みですと2,000円弱になりますが、ミュウミュウファンにとっては絶対お買い得です。通販受付は石野さんのサイトでやっています。
というわけで、相変わらずさまざまなミュウミュウの五人はもちろんのこと、他のキャラの美麗な絵がたっぷり拝める作品です。
カテゴリー: 東京ミュウミュウ
第25話・青山、校内でご乱心?
話自体は、初めてミュウアクアが発動する「東京タワー話」の前編、という位置付けです。また、内容は漫画とほぼ同じです。
「エイリアン」のほうの今回の作戦は、東京地下にあると思われるミュウアクアを探索しつつ、ミュウミュウの目をそらせる意味+人類絶滅計画の一環として、汚染物質でできた蛾のキメラアニマの繭を東京タワーで孵らせる、というものです。
ただ、キッシュの真の狙いは、そのミュウアクアを用いて、ディープブルーの正体をあばこう、というもの。それをうすうす感じて、パイもタルトもキッシュに疑問を感じますが、とりあえず作戦優先、という事で、表面的には共闘しています。
さて、ミュウミュウのほうですが、冒頭、学校帰りに青山と話しているいちごの携帯がなります。これまではベルでしたが、今回からは着メロに。なお、曲はEDの「恋はアラモード」風です。余談ですが、私の携帯の朝の目覚まし曲は、いまだに「恋はアラモード」です。
閑話休題。電話をかけてきたのは白金で緊急集合命令でした。そしてカフェミュウミュウに行った所、「ミュウアクア」についての講義が始まります。
最初の「講師」は赤坂。わざわざケーキやムースを使って、ミュウアクアの地質学的な(?)性質を説明します。続いて白金が「ミュウミュウの五人がミュウアクアに近づくと体が光る」と、化学的(?)性質を説明します。
ただ、その論拠は相変わらず憶測レベルのものでした。そして、その薄弱な理論をもとに、ミュウミュウ達は東京の地下でミュウアクア探しを始めさせられます。
石野聡さんの原画集・3
「邪神」に対するミュウミュウの「神」と言えば、この石野聡さんです。石野さんは、ミュウミュウで使った原画をまとめた同人誌を作成されており、冬コミでその第3弾が発行されました。
前回、第2弾が出た時もコミケに行ったのですが、昼過ぎに到着した時点ですでに売り切れ。私は一般参加の時は絶対に午後から行くので、今回もどうせ完売だろうと思って、事前に通販の予約をしていました。
ところが、ブースに行ってみたら、完売どころか、まだまだ山積み状態。ミュウミュウ放映時なら絶対ありえない事で、あらためてミュウミュウが終わってかなりの時間が経った事を実感させられました。
第24話・美しさを引き出すもの?
ざくろさん主演の宝石ショーの担当社員が、自らが「女の子を輝かせる宝石」と呼ぶ石をざくろさんにつけさせようとし、それにミュウアクアネタをからめた話です。
宝石に女の子の美しさを引き出せるかどうかは私はわかりません。しかし、アニメにおいて、作画の技量がキャラの美しさを引き出すのに重要な役割を果たしている、という事は良く分かります。特に、このような「美しさ」を主題とした話に、「邪神作画」を光臨させられると・・・。
とにもかくにもそのくらい「邪神ぶり」がすごい絵でした。それにあわせたわけではないですが、話もかなりのもの。特に、戦闘場面においての「亀の能力を持ち、ダイヤモンド並みの硬度を持つ甲羅を持つキメラアニマ」に対し、わざわざ蒼の騎士が出張ってその剣術でキメラアニマをひっくり返し、「亀だから起き上がれない」というオチになったのには苦笑させられました。
第23話・もえ・みわと白金・赤坂
いちごと友達トリオを結成している「もえ」と「みわ」がそれぞれ偶然に白金・赤坂にそれぞれ一目ぼれをする、という話です。
基本的にいちごの言動にあわせた行動しかなかったもえをみわを主にする、というのは面白い発想だと思います。また、それにあわせて、白金・赤坂の描写も、普段のカフェミュウミュウでは見れないようなものがあり、それもまた楽しめました。
話の流れも、彼女たちが想いを伝えるために自分なりに考えて「プレゼント」を作ったり、結局、「つきあう」という事に諦めて「ファンになる」と宣言するなど、いろいろ面白かったと思います。
唯一にて最大の問題は、これが今回限りの設定だった、という事でしょうか。今後、彼女達は何度も出てきますが、そこに白金・赤坂について言及した事は一切ありませんでした。ちょっとした安否の確認くらいでも会話に挟ませれば、シリーズ全体としての厚みはかなり違ったものになったと思うのですが・・・。
第22話・夏休み番外編?
夏休みの宿題に悩むいちごを軸に話を進めるギャグ話です。
一番面白かったのは「エイリアン」3人組の「作戦会議」。純日本風の平屋で、風鈴を吊るして扇風機をつけ、カキ氷を食べながら、誰が出撃するかを押し付けあうのです。一応、クーラーなどをつけないのは、地球環境に配慮しての事なのでしょう。暑さの原因として、オゾンホールなどにも言及しています。
出撃者はジャンケンの結果、タルトに決定しました。
一方、夏休みの宿題に悩むいちご。しかも、煮詰まっている時にかぎり、遊びの電話がかかってきます。
ちなみに、既にいちごは携帯を持ってはいるのですが、着メロは不使用。そのため、青山からの着信を別の人と間違える、というギャグもありました。もうしばらくすると、着メロで青山からだとわかる、という話がありますので、ちょうどこの時期は着メロ普及の直前だったのでしょう。
第21話・みんとの鋭い突っ込み
みんとが夢の中に出てくる鳥との会話を通じて、とある重要な事に気づく、というところから始まります。
その重要な事の一つは、「東京ミュウミュウ」の根源に関わる「カフェミュウミュウの営業の意義」という点。仕事をしない事をいちごに指摘されたみんとは、「あくまでもこれは、ミュウミュウとしての『地球を守る活動』を隠しているだけ。そこで仕事をするかどうかより、時間どおりにここにいる事のほうが重要だ」と言い返します。
これは確かに正論ですが、つきつめて言うと、「ならば、なぜカフェの営業なんかしているんだ?」という根源的な問題につながります。確かに開始当初は「仲間を見つけるため」という建前はありました。しかし、それも5人が揃った時点で意味を失っています。
つまるところ、「メイド服を来た美少女5人が変身する」という初期設定のためだけにこの「カフェミュウミュウ」は存在している事を、アニメスタッフに代わって(?)暗に突っ込んでいます。
第20話・歩鈴の風邪
風邪をきっかけに、歩鈴の日常生活を描いた話です。普段の元気で明るい歩鈴とは異なる一面をうまく描いています。
それにしれも歩鈴の家での仕事ぶりには驚かされます。ミュウミュウやりながら学校に行き、さらに弟妹の面倒を見て家事全般もこなすわけです。その家事の大変さは、手伝いに来たいちご・みんと・れたすの三人が一日もたなかったほどでした。
それでいて、普段はミュウミュウの仲間の前でその苦労をいっさい見せません。おそらくは、お母さんが亡くなる直前に言い残した「あなたの笑顔は自分だけでなく、皆を幸せにする事ができる」を守りつづけているのでしょう。
とにもかくにも、歩鈴の良さがよく描かれていたいい話でした。
第19話・れたす二段変身
というわけで、前話のヒキ(?)で海へ慰安旅行へ。ちなみに行き先は家族連れの多そうな海岸。みんとは「稜もなかなかの別荘を持っていますわね」とか言っていましたが、私有の研究所を作るほどの金持ちの「別荘」にしては庶民的すぎないかとも思います。
漫画では同じ話を「私有船で東京湾クルーズ」でやっていましたから、漫画とアニメでは白金の財政状況は違うのかもしれません。
それはともかく、話のほうはシリーズ二度目のれたすメイン話に。初登場の時、プールで水を自在に操っていたはずのれたすですが、なぜか「泳げない」という設定になってしまっていました。
そのれたすと、ゲストキャラ「いるか」が水の怖さを克服する、というのが主題です。もっとも、個人的にはざくろさんとみんとが組んでいちご・歩鈴組とビーチバレーをやり、みんとのアタックが決まって二人がハイタッチをする場面が一番印象に残る場面なのですが・・・。。
第18話・最強の助っ人登場?
ミュウミュウ4人(ざくろさんはグアムへの撮影旅行中のため不在)が離れている時に、それぞれを攻撃する、という「エイリアン」3人の戦法にはまった上、いちごが風邪で本来の力が全然出せない、という危機。その時、いちごのところへ謎の男「蒼の騎士」が現れる、というところで前話は終わりました。
ところが、この蒼の騎士、いちごを襲ったキッシュと延々とチャンバラするだけです。その間に、みんとはパイの攻撃に追い詰められ、れたすと歩鈴はタルトの攻撃に逃げるのみとそれぞれ危機なのですが、「いちご、お前を守る」としか言わない蒼の騎士にとっては対象外のようです。
さて、ミントアローもパイにはじき返され、まさに絶体絶命の危機というみんとの所に現れたのがグアムにいるはずのざくろさんでした。みんとを襲うキメラアニマをあっさりとまとめて片付け、パイの攻撃もかわします。そしてれたすと歩鈴のところへ。そしてそちらもこれまた一撃でキメラアニマを撃退し、いちごの救援に。
全員が揃ったところで、何の脈絡もなく風邪が治ったいちごがリボンストロベリーサプライズを出して「エイリアン」を撃退しました。