外国から名ピアニストを呼んで白金が舞踏会を開催。それにミュウミュウ三人も招待する、という話。冒頭はそのピアニストに英語で話しかけられたいちごがパニクり、それを偶然通りかかった青山の英語力で救われる、というところから始まります。あわせて青山とカフェミュウミュウの面々との対面もありました。
なお、ピアニスト嬢には、「とりあえず、日本に呼ばれたのだから、通訳をつけるか、簡単な日本語くらい覚えておけ」と突っ込みを入れたいところです。
この話の主役は白金です。パーティーを企画し、いちごたちの衣装を購入し、舞踏会ではいちごをリードします。元となった漫画の洋上パーティーの話では「いちごにもれたすにも優しい白金」でした。しかし、アニメではわざわざいちごに衣装を「イチゴ色ってこんな色だと思って」と説明したり、ダンスのときもれたすを赤坂に任せてるなど、いちごに専念しています。
そのようなこれまでにない一面をみせまくる白金にはいちごも驚きます。そしてダンスでリードしてもらった時にはときめきみたいなものも感じ、そういう自分に驚く、という一幕もありました。
白金の意外な一面に驚きつつときめきを感じるいちご。一方、キッシュは「新技術・フュージョン」を開発。人間から取り出した「スピリッツ」を使う事により、より強力なキメラアニマの合成を試みます。
その第一号として先ほどの外国人ピアニストがターゲットに。その能力を生かし、音波で攻撃するキメラアニマを生み出します。その従来の力ずくとはちがい攻撃に苦戦する三人。その窮地を救ったのも白金でした。
あらかじめ、敵方がこのような「人を使ったキメラアニマ」の合成を予測していた白金は、まだその技術が完璧でない事も一目で見抜きます。そして赤坂に元となったピアニストの演奏を流すように指示。それを聞いたキメラアニマは元となった人間の影響なのか調子を狂わせます。そこで白金の「今だ、いちご」の声にうながされて、いちごがトドメを刺しました。実質的には白金が倒したと言っても過言ではないでしょう。
とにもかくにも白金の長所が目立った話でした。また、白金といちごの間で恋愛に近い会話が交わされた最初の話となります。
もっとも、この後、白金の位置付けは定まりませんでした。製作側には「いちごをめぐって白金と青山が争う」という展開を作るつもりはなかったようです。個人的にはそういう展開になったほうが面白かったとも思うのですが・・・。
なお、戦いの場面でキッシュが「ディープブルー」の名をはじめて出しました。しかし、ミュウミュウ側には聞き流されたような感じでした。