前回の苦戦の反省から、プリキュアとヒーリングアニマルがパワーアップのための特訓を企画した話でした。
一方で、敵幹部に、新たにバテテモーダが加わり、これまでと違う形で襲撃が行われた話でした。
新幹部・バテテモーダは、前回、成長したメガビョーゲンが吐き出した「種」が、カピバラみたいな動物に取り憑いて誕生した、という設定でした。
極めて好戦的な性格で、メガビョーゲンには地球を蝕むことに専念させ、プリキュアとの闘いは自分が一手に引き受けていました。
また、先輩である三人に対して、調子のいい事を言いまくります。尊敬しているというよりは、おだてておいて、足元をすくって自分がトップになろう、という感じでしたが、その本心がどうなのか、気になるところです。
今回の敵幹部は、変身前の平光ひなたと互角なシンドイーネもいれば、彼のような戦闘キャラもいる、となっており、これも面白い設定だと思いました。
一方、プリキュアのほうは、前回の苦戦を活かした強化特訓を行う展開になっていました。
まず、特訓と聞いて、三者三様で想像するのですが、沢泉ちゆは滝行を、花寺のどかは石段でのウサギ跳びを、平光ひなたは曲芸で綱渡りを想像します。
また、想像のなかで、沢泉ちゆは、滝壺でペギタンが泳ぐなか、一心不乱に滝行をしているのですが、花寺のどかはウサギ跳びでラビリンに抜かれ、平光ひなたはニャトランにぶつかって、綱から落ちてしまいます。
三人が自分の技量についてどう認識しているかがわかり、面白いと思いました。
三人の想像と違い、ヒーリングアニマルの提案は、チームワークを上げ、言葉がなくても以心伝心で戦えるようになる、というものでした。
先週、成長したメガビョーゲンに苦しめられ、三人共同の「プリキュア・ヒーリング・オアシス」で勝利した事を受けての提案であり、理にかなっていると思いました。
ただ、実際にはなかなか上手く行きません。
ラビリンとニャトランが見せた「お手本」も、一回目は成功しますが、二度目は失敗します。
沢泉ちゆが、ジェスチャーで、戦闘時の指示をやってみますが、これまた全く理解されません。
さらに、今度は、「猫・ペンギン・うさぎ」をそれぞれイメージしたポーズを取る、という特訓もしますが、これまたバラバラです。
なお、ここでは、平光ひなたは、その動物のイメージが伝わるポーズを取り、沢泉ちゆは微妙、花寺のどかはかなりムチャクチャでした。
こんなところからも、三人の人柄が伝わってきて、面白いと思いました。
そうこうしているうちに、バテテモーダが現れ、戦闘になります。
これまでの三人と違い、自ら攻撃するやり方に、三人は翻弄されます。
しかし、特訓の成果で、三方向からの波状攻撃などを繰り出して反撃し、バテテモーダとメガビョーゲンがぶつかった隙をついて勝利しました。
しかし、バテテモーダは自分の負けではないと余裕の表情で語ります。そして、自分が闘うのがいかに好きであるかを語ります。
それを聞いて、花寺のどかと平光ひなたは、ちょっとした恐怖心を感じていました。
勝利の後、喜ぶ皆と異なり、平光ひなたは一人浮かない顔をする、という所で話は終わりました。
シリーズ全体としては、第二部に入った、という感じの話でした。
敵幹部が増えたのはちょっと意外でしたが、強烈なキャラクターと戦闘で、違和感なく馴染んでいました。
ただ、「元の姿」が明らかなだけに、途中退場もあるのかも、と思っています。
主題の特訓についてですが、まだまだ以心伝心が完全にできる域に達していないものの、かなりチーム力が上がった、という感じでした。
こういう形でプリキュアが強くなっていくのを描くのは、かなり新鮮で、面白いと思いました。
また、そこに挿入されているギャグもかなり楽しめました。
次回は、平光ひなたがプリキュアを辞めると言い出す話です。
もともと、持ち前の明るさと裏腹に、自分に自信が持てないというキャラです。
前回の描写では、プリキュアでの闘いが命に関わることを意識しており、今回の話で、闘いに喜びを覚えるバテテモーダに恐怖した、という流れからの発言なのでしょう。
どのように悩み、どのように解決されるか、今から大変楽しみにしています。