第36話・執事ザケンナー

 新シリーズ開始直後に三人組に捕らえられ、それ以降、鸚鵡のいる鳥篭に幽閉されていた「石の番人(ウィズダム)」が脱走をはかる話。
 冒頭、ベルゼイが一人でジャアクキングに状況報告。文句をつけられない所を見ると、前の5人より上司のうけはいいようです。一方、ほのか邸では、二人で新聞の天気図切抜きをやっていました。なんか話と関係があるのかと思いきや、切り抜いた新聞に「季節外れの水仙の花」という記事があり、それが伏線、というもの。天気図そのものは関係ありませんでした。その一方で、ポルンがらみでメップルとミップルが喧嘩を始めました。「ほのか邸で喧嘩」というのは、なかよし11月号の漫画と同じ状況です。しかし、それを見ているなぎさとほのかの描き方はかなり違います。改めて、漫画版の表現力の上手さを認識させられました。

 一方、森の中の洋館はベルゼイがドツクゾーンに業務報告に行くなど、三人がいません。留守をあずかるのは、新キャラ(?)二体の「執事ザケンナー」。これまで、ザケンナーと言えば命令のままに物や人にとり憑いて巨大化させて暴れさせるだけの存在でしたが、この二体はそれぞれ自らの意思をもって「仕事」をしています。しかも、小柄なほうは真面目でせっかち、大柄のほうは怠け者で常に物を食べたがるなど、ともになかなか個性的です。率直に言って、今週の主役は「逃げる番人」でなく「逃げられる執事ザケンナー」だと思いました。
 その二体のドジにつけこんで、番人はなんとか脱出に成功します。一方、洋館では戻った三人組に執事ザケンナーが説教されます。普段のザケンナーの扱いからすると、あっさり処断されてゴメンナーになるのかと思いきや、ベルゼイはそのまま追跡を指示。この二体、かなり評価が高いようです。なお、説教の際に、週に一度のお楽しみ「翔子さんの絶叫」も出ています。
 さて、番人はなんとか森を抜けます。洋館の魔力が及ばなくなり、ポルンと通信が可能に。そしてその場所は先ほど新聞に出た「季節外れの水仙畑」でした。そこで二人は先週に続いてバスに乗り、番人救出に向かいます。
 そして執事ザケンナーに捕らえられそうになった瞬間に二人が到着。しかし同時にベルゼイも出現。木の根を操って番人さらにはポルンを拘束します。
 変身して戦うも、ベルゼイに押され気味の二人。以前は三人がかりで破ったマーブルスクリューを、一人で破り、「覚悟と気迫だ」と勝ち誇ります。
 この不利な状況を打開したのはメップルの口車。ベルゼイの求める「石のパワーのありか」を知っているとウソをついて自らを攻撃させ、それでポルンの覚醒(?)を呼び起こし、プリキュアレインボーストームを発動させます。この、相手が応じるわけがない事を前提に「二人を離せば秘密を言うメポ」と言う、というメップルの交渉術は上手く描けていたと思います。
 というわけで、レインボーストームでベルゼイは撃退できましたが、番人の奪回はならず。痛み分けという感じでしょうか。
 なお、次回は文化祭ネタ。なぎさとほのかによるロミオとジュリエットとの事。かなり楽しめそうな話になると思われます。

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