「魔法つかい」22話

 キュアフェリーチェ初登場回でした。
 前半は「ハーちゃんロス」で元気が出ない、朝日奈みらいと、十六夜リコの描写が忠臣でした。
 また、戦闘は、お披露目という事もあり、キュアフェリーチェの独擅場になっていました。
 あと、例年より前倒しで、OP・EDを新プリキュア仕様に変えた、というのも特徴的でした。

 話は、十六夜リコが学年一位を取ったところから始まりました。
 しかし、ハーちゃんの事が心配な二人にとっては、さほど喜ばしく感じられません。
 他にも、色々と寂しがる描写が出てきます。一方、それと交互に、森のなかにたたずむ、成長したハーちゃんも描かれていました。
 それだけに、視ている側としては、二人の寂しさ描写にもどかしさがありました。
 ハーちゃんの重要性を描くためなのでしょうが、もっといい表現方法もあったのでは、とも思いました。
 ただ、母親の朝日奈今日子が、娘が何か抱えているかに気づくこと、さらにはそれを十六夜リコに託している描写は、とても上手いと思いました。

 一方、魔法界では、十六夜リコの父親と思われるリアンが初登場します。そして、壊れたランプを見て、何か心配していました。
 そして、空には、そのランプから出てきたと思われる、アラビアンナイトの魔神と「せんとくん」を合成したような新ボス・ラプーが出現していました。
 そして、ラプーは前回の「秘技」で残された尻尾からヤモーを復活させます。
 前回の予告を見た時は、このままラプーの手下になるのかと思っていました。しかし、ヤモーは何故自分が復活したか、などはほとんど考えず、ドクロクシーの死を悼み、さらに仇討を決意して去っていきます。
 この忠誠心の深さの描写にはホッとさせられました。

 戦闘のほうは、キュアフェリーチェのお披露目という事もあり、既存の二人は引き立て役、という感じでした。
 キュアフェリーチェは「植物」をコンセプトにした変身シーンが印象に残りました。髪の色といい、キュアフラワーの後継者、みたいな印象を受けました。
 そして、戦闘後に正体を明かし、皆で再会を喜ぶというところで終わりました。
 次回も、ハーちゃん回のようです、人間界でどのような生活をするのか、住まいや学校がどうなるかなど、気になる所です。

 ところで、今回からOP・ED・アイキャッチが変わりました。例年は8月からだったのですが、1ヶ月前倒しになっています。それだけ、キュアフェリーチェを推していこうという事なのでしょう。
 一番印象に残ったのは、OPでモフルンが巨大化し、それを勝木かなが驚いているという事でした。
 メインキャラ四人以外で、唯一OP登場を果たしたのは、嬉しく思いました。
 なお、「巨大モフルン」はアイキャッチにも出てきました。もしかして、これは最終決戦で、三年前の「巨大ランス」的な闘いが行われる伏線か、などと勝手に期待しています。