プリキュアにおける「闘い」の意味

 1月放映の「洋館三人組編・最終回シリーズ」や先日発売の「なかよし連載分を飛ばして、アニメの要約である描き下ろしを掲載した単行本」など、今年に入ってから、「プリキュア」関連ではやや消化不良な気分です。
 もちろん、この一年間で「プリキュア」から得たいろいろな物から考えれば、このくらいの期待はずれは誤差の範囲内ではあります。しかしながら、この二件に通じる「製作側のミス」を感じたので、理屈っぽい文章になりますが、書いてみました。

続きを読む プリキュアにおける「闘い」の意味

単行本1巻

 戦闘シーンつきの描き下ろしと「なかよし」連載分の関係がどのようになるか、と思っていたのですが、「描き下ろし」を巻頭に配し、連載は巻末へ、という扱いでした。しかも、連載分につきましては、一部のみ掲載という扱い。何かが間違っているような気がします。なお、藤村との出会いがそれぞれ異なっています。そのため、一冊の本の中に、並行世界の「二つのプリキュア」がある、という構成になってしまいました。
 その「描き下ろし」部分は、アニメの「ダークファイブ編」の要約でした。キリヤ贔屓(?)で、農作業・聖子の告白・決戦とかなりの比率を割いています。一コマで吹っ飛んでいったゲキドラーゴとの扱いの差はかなりのものがあります。
 率直に言ってアニメを見ていた人にとっては「これまでの展開の早送り」でしかありません。一方、予備知識なしで見た人にとっても、あまり親切な内容とは言えないような気がしました。

続きを読む 単行本1巻

なかよし3月号

 プリキュアがマックスハートに。といっても、これまでの「学園日常モノ」は変わらず、とりあえず一安心でした。話のほうは、新キャラ・九条ひかりの紹介でした。とりあえず、ひかりは無口な美少女で、アカネさんの従姉妹という設定。なぎさは藤村との仲をちょっと心配していました。あと、今回からポルンも登場しています。
 それはともかく、今回の話の最大の目玉(?)はアカネさんの店舗拡大(?)でしょう。やはりたこ焼き一品ではやっていけないのでしょうか。それにしても、たこ焼き専門からいきなりクレープとソフトクリームを始めるとは、かなり奇妙な展開です。
 なお、ほのかの薀蓄女王は、「ソフトクリームは四千年前の中国が起源」でした。私はてっきり、「中国の武道家・蘇太栗が考案した闘法(以下略)。(民明書房刊『我永遠に氷をアイス』より)などというネタだと思っていましたが、調べてみたところ、ソフトクリーム協議会のサイトにも記載されている「公式情報」でした。

続きを読む なかよし3月号

ライダーマン、年賀状を受け取る

 クリスマスの作戦も失敗したヨロイ元帥。新年最初の作戦は、「にせライダーマン作成」でした。結城の個人情報は十二分に持っている事もあり、整形手術も完璧。どうみても結城にしか見えない偽ライダーマンの誕生です。
 さて、問題はどうやって本物と偽者を入れ替えるかですが、そこでヨロイ元帥は常人には思いつかない通信手段を用いて結城をアジトに呼び出しました。
 その手段とは年賀状。しかも官製お年玉つきです。裏面には手書きで「新年おめでとう、今年こそ裏切り者は殺す ヨロイ元帥」と書いて、デストロンの紋章までつけています。やはり、当時の年賀状ですから、紋章はイモ版画でしょうか。そして表には、「横浜市中区山下」と住所を明記。なるほど、これを見れば確かに結城はアジトに来てくれるでしょう。
 ヨロイ元帥の計算通り、風見と結城はマリンタワー近くにあるデストロンのアジトへやってきました。

続きを読む ライダーマン、年賀状を受け取る

第30話・占い少女の驚異的な直感

 先週に引き続き、ゲストキャラの恋愛をいちごが手伝う、という話です。
 放課後、一緒に帰ろうとしたら、青山に「急いでいるから」と断られたいちごが、不安になって、校内で評判の「占い少女」に見てもらう、というところから始まります。
 その少女は、最初、水晶玉を見て「相手の男は最悪、すぐ別れたほうがいい」とアドバイスし、いちごを怒らせます。あっさりとディープブルーの本性を見抜いたのですから、驚異的な能力と言わざるをえません。いちごもこの勧めに従って白金にでも走っていれば、いろいろな意味で「ミュウミュウ」の運命も変わっていた事が想像されるだけに、非常に惜しまれます。
 しかしながら、青山をけなされた事に怒ったいちごを見た彼女は、「それだけ好きなんだから、その気持ちを大切にしなよ」と平凡なアドバイス。どうやら最初の「占い」はでまかせだったようです。それでいちごも自信を取り戻してしまいました。

続きを読む 第30話・占い少女の驚異的な直感