第30話・占い少女の驚異的な直感

 先週に引き続き、ゲストキャラの恋愛をいちごが手伝う、という話です。
 放課後、一緒に帰ろうとしたら、青山に「急いでいるから」と断られたいちごが、不安になって、校内で評判の「占い少女」に見てもらう、というところから始まります。
 その少女は、最初、水晶玉を見て「相手の男は最悪、すぐ別れたほうがいい」とアドバイスし、いちごを怒らせます。あっさりとディープブルーの本性を見抜いたのですから、驚異的な能力と言わざるをえません。いちごもこの勧めに従って白金にでも走っていれば、いろいろな意味で「ミュウミュウ」の運命も変わっていた事が想像されるだけに、非常に惜しまれます。
 しかしながら、青山をけなされた事に怒ったいちごを見た彼女は、「それだけ好きなんだから、その気持ちを大切にしなよ」と平凡なアドバイス。どうやら最初の「占い」はでまかせだったようです。それでいちごも自信を取り戻してしまいました。

 その後、話のほうは、その占い少女と幼馴染の恋愛話に。それに彼女の水晶玉をミュウアクアと勘違いしたキッシュの襲撃などもあり、最後は二人がくっつくいてめでたしめでたし、となりました。
 この話自体は悪くはないのですが、いったいこれを「ミュウミュウ」でやる必要がどこにあるのかは分かりません。
 どうせなら、彼女は本当に予知能力がある、という設定にして、冒頭の占いで本当に「青山の正体」を示唆するような暗示が出現させる、などとしたほうが面白かったのではないでしょうか。それを見て真面目に彼女が「その男とは別れたほうがいい」などと言えば、この後は同じ展開でも、この話の全体に対する位置付けができたと思うのですが。さらに、その後、話が煮詰まる頃にもう一度彼女を登場させて、ディープブルーについて示唆させる、などの使い道もあったのでは、などと思いました。

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