プリキュアコレクションの「YES!プリキュア5」が発売されました。
あとがきにもありましたが、無印・マックスハートの頃に戻って、戦闘描写がなくなっています。
ただ、前半では、敵が出てきて変身する、という所までは描かれていました。
その結果、敵キャラはブンビー・ギリンマ・アラクネア・ガマオ・デスパライアはでるものの、カワリーノ・ハデーニャ・ブラッディは出ない、という形になっています。
なお、イラストページにおいて、上北さんは、ブンビーに対しる想い入れについて書いていました。
また、翌年のシリーズでは「出世」する事になったミルクも出ていませんでした。
その日常描写はかなりユニークです。
無印・マックスハートは、学園生活と部活中心という、アニメの日常描写と重なっていました。
それに対し、「5」では、リンボーダンス大会をやったり、「お姫様抱っこ」を主題にするなど、かなり独特の筋立てになっていました。
また、上北さんの乗馬好きを反映してか、かれんの乗馬シーンが非常に多く描かれています。
あと、興味深いのは、りんとナッツの夏祭り話です。アニメでは後半辺りから、こまちとナッツの恋愛話が描かれるようになるのですが、この頃はまだそれはありませんでした。
その結果、このような漫画独自の「カップリング」が誕生しています。
二人の声優さんが、「S☆S」では漫才コンビを結成していた事もあり、自分的には漫画版の展開のほうが好きでした。それだけに、アニメとの兼ね合いで、このカップルが描かれなくなったのは残念でした。
なお、巻末の描きおろし漫画は、「5」と「GOGO」の間という舞台設定で、ココと別れて寂しがっている、のぞみを四人が元気づける、という話でした。
こまちは読書、うららはカラオケ、かれんは乗馬と、それぞれ自分の趣味で元気づけようとしますg、いずれも成功しません。
最後に番が回ってきた、りんですが、特にイベントは考えていませんでした。
ただ、公園のベンチで、のぞみの話を聞くだけです。
そして、ひと通り聞いたら、まず「悲しい時は悲しんでいいんだよ」と言います。続いて、再会した時の事を考えて、自分をもっと磨けばいい、という旨の発言をしました。
それを聞いた、のぞみは元気を取り戻す、という話でした。
ちなみに、先に三人が失敗した際のツッコミはいずれも、りんが担当しています。
りんの、のぞみに対する理解度が、他の三人と違う、という所が興味深く読めました。
上北さんの、「5」に対する解釈が興味深く描かれた話でもあったな、と思いました。