見ていてえらく疲れた話でした。特に冒頭の「二人がはぐれた」時に使われた無茶苦茶過ぎる設定にはどこから突っ込めばいいのか、とまで思ったほどでした。
というわけで、今回の話が面白いと思った人は、以下は読まない事をおすすめします。
今回の「白雪ひめと相楽誠司が二人きりで無人の農村をさまよい、その結果白雪ひめが相楽誠司に恋心を抱く」という展開を作るために用意された設定を箇条書きにまとめてみると、以下のようになります。
- 電車が無人駅に止まると、白雪ひめと相楽誠司は、普段ポケットなどに入れているプリチェンミラーやキュアラインを椅子の上に放置して、自販機に飲み物を買いに行く。
- 一本買うつもりが、際限なく当たりが続き、その間に列車が行ってしまう。その時はじめて、二人は次の列車まで5時間ある事に気づく。
- 列車が発車した際に、なぜか二人はそれをホームで追いかける。その際に白雪ひめが転び、これが後に「相楽誠司におんぶしてもらう」の伏線(?)になる。
- 相楽誠司は「公衆電話を探す」などと言って、周りに人っ子ひとりいないにも関わらず、駅から遠ざり、無人の村を彷徨う。それがきっかけで白雪ひめが相楽誠司に恋心を抱くようになる。
四半世紀前の「ラブコメブーム」の流行に乗って描かれた漫画には、男女をくっつけるための安直かつムチャな「イベント」が多々ありました。しかしながら、この話ほど無理がありすぎる設定はさすがにありませんでした。
あと、その「列車に乗り遅れる理由」を作るために「当たり」が出る場面が何度も繰り返されます。その冗長さにアクセントをつけ、かつウケを取るために、白雪ひめが買う飲み物が奇妙なものばかり、という描写がありました。
これも、同じく四半世紀前のヲタ向け雑誌が特集していた「ゲゲボドリンク」そのまま、という感じでした。というわけで、見ていて、1980年代にタイムスリップしたような気分になってしまいました。
ところで、戦闘で氷川いおながホッシーワが作ったサイアークに苦戦していました。数週間前の一対一でファントムを圧倒していた氷川いおなに、何があってこんな弱体化したのだろうか、と思いました。
白雪ひめを戦闘で目立たすためというのは分かるのですが、これまた無理がありすぎると思いました。
次回もこのネタを引っ張るようです。
今回の「恋心」は、あのような異様極まる状況で生じた「吊り橋効果」によって生じたもので、時間とともにそれが解消される、みたいな感じで、この「横恋慕ネタ」は次回で打ち止めにしてもらえないものでしょうか。
いずれにせよ、次々回以降はこれまでの「ハピネスチャージプリキュア」に戻ってくれる事を願っています。