なかよし2014年6月号

 「ハピネスチャージプリキュア」は、先日放映されたアニメ第13話を基にした話でした。
 ブルーとクイーンミラージュの過去および、愛乃めぐみとの恋の芽生えを描いています。
 先月、恋愛禁止令話を描いた時は、何でこのタイミングで、とちょっと驚いたのですが、どうやら、今月号の話につなげるためだったようです。

 基本的にはアニメの筋を追っていましたが、キュアフォーチュンは出てきませんでした。
 また、アニメ13話で極めて不可解だった、「隣の部屋に行ったブルーと愛乃めぐみがいつまでも帰ってこないのに、白雪ひめをはじめ、部屋に残った人達は何もしなかった」については、フォローが描かれていました。
 昔から、アニメ見ていて「何でこうなるんだ?」と思った所が漫画になると、必ずフォローが入っています。このあたりは流石としか言いようがありません。
 また、ブルーとミラージュの関係についても、ブルーがある程度具体的に話していました。さらに、「ボクこそがすべての”不幸の源”なんだ」と、アニメよりもはっきり、自分の責任を認めていました。
 そして、最後のブルーに抱きしめられた愛乃めぐみについても、かなり率直に「恋心」を描いてました。
 他にも、愛乃めぐみにミラージュを批判させ、それにファントムが反論する、という形で、ミラージュの心情の複雑さ及び、ファントムの想いの深さを描く、というのも面白いと思いました。
 色々と含みを持たせて描くアニメに対し、漫画ではそのへんをくっきり描いています。
 同じキャラで同じ内容の話を描いているのですが、その細かい違いにより、得られた印象はかなり違うものがありました。

 「塾セン」は、冒頭、水野の恋人の写真を発見してショックを受けている原くんを見た、すずの描写が印象に残りました。
 動揺している原くんに対し、怒り顔(?)で状況を整理し、直後に、「終わったら話聞くからね」と笑顔を見せる、というあたりが彼女の頭の良さと人の良さを上手く描いていると思いました。
 さらに、いろいろ複雑な心情があったものの、原くんが水野の事が好きだと知ると、当然のように応援する、というあたりにも、彼女がいかに原くんを大切に思っているかが伝わってきました。
 本当に、この小宮すずというキャラは、いい人だな、と改めて思いました。

 「さばげぶっ!」は、春日野うらら話でした。
 タイムスリップして、過去の自分に影響を与える、というよくある話ですが、普段の「ももかアタック」と関連付けつつ、彼女の優しさが上手く描かれていました。
 また、その影響を受けた「幼い子頃の、うらら」が父親相手に早速その真似をする、というのも面白いと思いました。
 さらに、その「連帯保証人になったおかげで財産を失い、妻にも逃げられて荒れていたが、娘の励ましでやる気を取り戻した父親」の10年後が、「品のない成金になって、よりを戻した妻も同様に品がなくなっていた」というオチには笑いました。
 この作者の発想力の凄さには本当に脱帽させられます。
 「さばよんっ!」は髪型ネタでした。最後の、アニメの髪の色並びに、それを維持するために、美容院代がかさむ、というネタには笑いました。

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