「ドキドキ!プリキュア」は、マナがミスコンに出る、という話でした。
なぜかマーモが大貝町役場(※アニメでは市ですが、漫画ではなぜか町になっていました)の偉いさんにミスコンの企画を持ち込みます。
その模様が「四葉防犯カメラ映像」に映っていた事により、マーモの陰謀をプリキュアたちは知ることになります。これってどう考えても、とんでもない違法行為なのでは、と思いました。
その映像だけで、プリキュア達は「マーモがジャネジーを獲得するために企画したもの」と決めつけます。
そこで、対策を練るのですが、情報を伝えた、ありすは海外出張のため、協力できません。結局、ありすの出番は、それを伝える電話だけでした。これまた極めて不思議な設定です。
その状況の中、マーモの策略を防ぐ手段として、六花が悩んだ末に考えだしたのは、「マナが出場して優勝すること」でした。
そうすればマナに負けた人が負の感情を発するのでは、と思いました。実際、直後に亜久里が「関連性がわかりませんが」と突っ込んでいました。
さらに亜久里は、ミスコンなるイベントの存在そのものに疑義を呈します。それに対し、六花もマナも回答できませんでした。
で、マナのミスコンですが、他の参加者を助けようとしてムチャをし、結局、自分の評価を下げまくってしまいます。
さらに、「着こなし&ポージング審査」ではレゲエファッションで登場し、平和を願う歌を唄うなど、「奇行」を続けます。しかしながら、他の参加者たちは、マナの歌を聞いて笑顔になっていました。
というわけで、何とかジャネジー発生を抑えていましたが、結局、マーモの強行手段もあって、参加者がジコチュー化し、漫画版では久々となる「プリキュア戦闘シーン」になります。
そして戦闘は亜久里の独擅場となりました。そして、先ほど疑問を呈していた、「ミスコンというイベント自体がおかしい」という事を力説し、大量発生したジコチューを一人で浄化してしまいました。
マーモは逃亡しますが、審査員長はそれを気にもしません。そして、これまでの評価表を握りつぶし、「みなさん、急遽、審査員特別賞を設けましたぞ!」と力説を始めます。
それを聞いた六花は、「マナのことだよ!変身といて準備しとかなくちゃ」と笑顔でささやきます。
ところが、その「特別賞」を受賞したのは「キュアエース」でした。
タスキと花束の冠を貰った亜久里は一瞬驚きます。しかし、直後に「だからっ、順位付けや賞が無意味だと何度言わせるの!」と怒って突き返します。
しかしながら、審査員長は「その堂々たるモノイイもほれぼれする」などと言っていました。完全に「キュアエース」にべた惚れしてしまったようでした。
その様子をみた六花の「何はともあれ、ミスコンに一石を投じたというコトで・・・」という台詞で話は終わりました。
とにもかくにも、不思議な話でした。
ありすは最初から最後まで海外出張で不在ですし、真琴は出てはいたものの、ほとんど出番はありません。
で、マナのミスコン登場と、それを応援する六花、ミスコンそのものを否定する亜久里の三人で話が構成されていました。
ミスコンに出ても、他人を助けることが第一になるマナ、そのマナをサポートすると同時に、最後まで優勝を願い続ける六花の描写は楽しめました。
特に、「審査員特別賞」と聞いた時に、嬉しそうに「マナのことだよ!」と言う六花と、それを聞いて照れるマナは印象に残りました。
また、亜久里の疑義や演説も、内容的にはもっともだと共感させられました。
ただ、なぜこのような話を「ドキドキプリキュア」でやったのかは非常に謎でした。なにか、上北さんの周りで、ミスコンがらみで不快な事でもあったのだろうか、と思ったほどでした。
残る連載はあと2回です。例年通りアニメにあわせる形になるのでしょうか。それとも、オリジナルの収束になるのでしょうか。自分的にはもちろん、後者を期待しています。
「GoGo!なかよし団」は、タイアップしているpixiv本社に行っての「イラスト対決」でした。
「漫画、どう描く?」という、なかよし編集部が企画しているグループがあり、ハタノヒヨコさんのギャグ講座などもあるそうです。
pixivは毎日見ており、なかよしが色々とタイアップしているのは知っていましたが、そんな企画があるとは知りませんでした。
内容のほうは、なかよし団三人と、pixivの二人がイラスト対決(?)する、というものでした。担当さん二人のイラストはなかなか可愛いと思いました。
「対決」のオチは、トリで登場したハタノさんがなぜかえらくリアルなゴリラのイラストを描き、その結果、pixivの「勝ち」という事になりました。まあ、「プロのイラストが決め手になって『なかよし団』勝利」ではシャレにならないので、妥当なオチと言えるでしょう。
せっかくタイアップするなら、ハタノさんにpixivのアカウント作ってもらって、ギャグ漫画でも投稿してもらえば良かったのに、などと思ったりもしました。
「ワルツのお時間」は、たんごの幼少時のパートナーが菫だったと判明する話でした。また、時を同じくして、勇誠が菫に告白していました。
複雑な恋愛関係がさらに具体化された感じです。最終的には、ダンスのパートナー同士でまとまるのでしょうか。
一方、ダンスの選手としての仲間意識およびライバル心の描写は、その恋愛感情ときっちり線引して描かれていました。毎度の事ですが、そのあたりの描き方が上手いと思いました。
特に、「過去のパートナー」話が出た時の、菫の姫愛に対する気遣いかたなどは印象に残りました。
同時に、連載開始時とは大幅に容姿も立場も変わったにも関わらず、元のキャラを保ち続けている姫愛の描写も楽しめました。特に、取材と聞いて「冥土のみやげにさせていただきます」と満面の笑顔で言ったところは、凄いと思いました。
この四人の位置関係は本当に安心して見ていられます。あとは今後話が進めば出てくるであろう新キャラが、うまくからめるかが焦点かと思っています。
「さばげぶっ!」は、マヤと同じ事務所のアイドル・ヤミーが、失恋がきっかけで激太りしてしまい、サバゲ部でダイエットに励む、という内容でした。
そのヤミーに対し、モモカが表向きでは親切そうな態度を取り、食べるのを止めません。これは、心のなかでは「国民的アイドルが太った事に優越感をおぼえて喜んでたためでした。
さらに、その太った原因が、憧れていた男性アイドルにフラれたと知ると、呆れたような顔で、男性アイドルの事を「クソ男」呼ばわりし、ヤミーの事もバカ呼ばわりします。
しかし、それがきっかけでヤミーの過食症は止まりました。そして、ダイエットに成功したのですが、自分を振ったアイドルに再開します。ところが、彼に甘い言葉をかけられると、サバゲ部で鍛えた肘打ちをくらわせます。
そして、「わたし、変わったの、強くなっちゃったv それに…」と言い、顔を赤らめます。
そして、サバゲ部の部室に行き「モモカちゃん、遊ぼ」と満面の笑顔で言い、うららに「なんですの、あなた。モモカさまの半径100m以内に近づかないでくださいまし」と迎撃(?)される、というオチになっていました。
久々(第1話以来?)の「えらく性格がスレたモモカ」が描かれていました。来春からのアニメ化に向け、原点に戻った、という事だったのだろうか、と思いました。
巻末には伊藤里さんという14歳の人のデビュー作が載っていました。絵は他のなかよし若手漫画家とさほど変わらないほど上手いと思いました。
ただ、話のほうは、普通の学園モノであるにも関わらず、基本設定にリアリティがなさすぎて、どこが面白いのかよく分かりませんでした。
編集部は「14歳デビュー」という事を売りにしたいようです。ただ、才能を認め、将来のエースに育てたいと思っているのなら、慌ててデビューさせず、もっと話を練らせても良かったのでは、と思いました。