なかよし2013年10月号

「ドキドキ!プリキュア」は、「背伸びする亜久里」と、その心情を理解して気遣う、ありすを軸に、五人の関係を描いた話でした。
 ありすの主催で、五人でホーストレッキングに行く、という展開になります。
 まったりと乗馬を楽しんでいる四人を見て、亜久里は自分だけ修行する、と言って馬を走らせようとします。しかし、馬に振り回され、ありすに助けられます。
 さらに皆で滝壺で泳ぐのですが、ここでも武士さながらの日本古流泳法の修行を始めようとします。しかしながら、足をつってしまい、助けられる破目になります。

 ちなみに、泳ぐのですから当然ですが、五人はみな、水着を来ていました。しかしながら、いずれも最近の競泳で見るような、露出度の低いものばかりでした。
 話の最後ではキャンプファイヤーをやって皆で踊るのですが、その時に来ていたTシャツ・短パンのほうが露出度が高かったくらいでした。
 やはり、蒼乃美希とカレンダーの7・8月を除けば「プリキュアに水着はご法度」という事なのでしょうか。9年前の漫画では、なぎさが普通にビキニで泳いでいたものでしたが…。
 さらに、夜は怪談話になります。最初は平然を装っていた亜久里でしたが、オチで思わず悲鳴をあげ、ありすにすがりつきました。
 その後、消灯となり、テントには、マナ・六花、ありす・真琴という組み合わせになります。そして亜久里は「わたくし、一人でないと眠れませんから」と言ってテントに入ります。
 しかし、先ほどの怪談が怖くて寝付けず、テントの外に出ます。それを察していた、ありすは亜久里に声をかけ、自分の体験も言いながら、亜久里を元気づけました。なお、その際に、ありすが実際に四葉財閥を経営している事が明らかになっています。
 そして、亜久里を自分達のテントに入れて寝かしつけます。ちなみに、真琴とダビィは既に寝入っていました。
 ちなみに、寝言で真琴は「うふふvマナのバカ」などとのろけて(?)おり、ダビィは「真琴の新曲よろしくビィ」と夢のなかでもマネージャーの仕事をしていました。
 そして翌日、硬さのとれた亜久里は、皆とホーストレッキングの続きを楽しみます。そして、最後のキャンプファイヤーでも、気取ったところは残っていたものの、マナたちと一緒に踊っていました。

 アニメで今ひとつ、亜久里のギャップが描ききれていないところがあります。その部分を、ありすの特徴を上手く使って、無理して失敗しながら、皆にとけこむ亜久里を描いていました。
 また、脇にまわった形になりましたが、キュアエースの実力を認め、亜久里の幼さとエースへの敬意をうまく並立させているマナの描写も楽しめました。
 さらに、設定を含め、亜久里の「背伸び」に対し、徹頭徹尾、細かくかつ的確なツッコミを入れる六花の描き方にも感心させられました。
 真琴はあまり目立つことはありませんでしたが、ツンデレ(?)の先輩みたいな立ち位置で面白く描かれていました。また、ダビィの寝言も印象に残りました。
 今回も、変身した姿はタイトルのみでした。その分、亜久里・ありすを中心に、キャラクターが描写が深く丁寧に描かれていました。
 毎回のように書いていますが、この描き方は、無印・マックスハートや、S☆Sの単行本描きおろしに通じるものがあり、より一層楽しめています。

 「さばげぶっ!」はやはりアニメ化が決まりました。キャラが面白いので、アニメで一気にブレイクする可能性もあるのでは、と思っています。個人的には、春日野うららの声優は伊瀬茉莉也さんにやってほしいと思っているのですが、どうなるでしょうか。
 本編のほうは男装ネタでした。毎度の事ながら、状況に流されてノリノリになるモモカの描写が楽しめました。また、「さばよん」のほうは、ダルシムネタに笑いました。同時に「なかよし」の普通の読者に意味が分かるのだろうか、と気になりました。

 「ワルツのお時間」は、菫メインの話でした。やけに姫愛にひっついていましたが、あれは、たんごへの想いを隠すために意識してやっていたのだろうか、と思いました。
 その菫が試合中に大きなミスをするというところで次回への引きになりました。毎度の事ですが、彼女がどうなるかは心配させられます。とにかくドロドロした展開にはならないでほしいものだと願っています。

 「GoGo!なかよし団」は、冒頭の「女子力」が話題になった際に、鉢巻締めて中ジョッキを飲んでいたというハタノさんの描写が印象に残りました。
 また、オチは、ナガノさんが、印刷所に「なかよし団」の原稿をせっつかれる、というものでした。
 担当いじりネタは、漫画界の伝統ですが、印刷所を使うのはなかなかないのでは、と新鮮さを感じました。

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